エスプリ・ド・ナナオは石川県七尾名物のフランス菓子になる
コーヒーより日本茶が合うフランスの香りもする仕上げが良い
パティシエ辻口博啓さんのふる里である石川県七尾市の名物に
「大豆飴」というお菓子があります
青大豆を粉にして作られていますが粘り気のある飴です
美味しいのですが残念なことに日本全国には知れ渡っていません
辻口博啓さんが飴細工が得意なので気になるお菓子名のかもしれません
パティシエ辻口のお店モンサンクレールに
「エスプリ・ド・ナナオ」という名前のお菓子があります
薄緑色の焼き菓子です
このお菓子は大豆飴と同じ青大豆を使って作る和洋折衷のお菓子なのです、このお菓子の誕生の陰には辻口さんのふる里である七尾市の友人の一言があります
毎年七尾市で行われるイベントでいつもなら芸能人を呼んでいたそうですが、今年は地元出身で活躍をしている人を呼ぶ事になり辻口博啓さんに声がかかったそうです
同時に辻口さんに七尾にお店を出しませんか?話も浮上したそうです
ところが辻口の忙しさからは現状では無理な話であるのとお菓子のクオリティーが保てないからとお断りをしたそうです
それでは「で店は無理でも、何かお土産になるようなお菓子を」と言われて生まれたのが「エスプリ・ド・ナナオ」だそうです
この「エスプリ・ド・ナナオ」の味のベースになったのはやはり七尾名物大豆飴だそうです、青大豆の粉をねってサブレを作ってサンドするクリームにもその粉を入れてあります
最初はクリームの中には大納言をいれるはずだったそうですがそれでは和菓子そのものになってしまうので、フランス菓子のパティシエですので
なにかフランス菓子を象徴するようなもの入れられないか?と思いついたのがレーズンだそうです
ワインの元にもなっていますし、フランスらしい素材です
七尾とフランスを結びつけるようなお菓子にするとしたらこの組み合わせしか無いと思ったそうです
ラム酒で煮詰めたレーズンを入れてあります
ワインの元にもなっていますし、フランスらしい素材です、七尾とフランスを結びつけるようなお菓子にするとしたらこの組み合わせしか無いと思ったそうです
ラム酒で煮詰めたレーズンを入れてあります
仕上がりが本当に素敵で、コーヒーよりもむしろ日本茶に合うそれなのにフランスの香りがする仕上がりです
お店で販売する10個入りの箱も売れ行きが良いそうです、地元の七尾市でもなかなかの評判だそうです
これからどんどん七尾名物として地元のおみやげ屋さんに広がっていく予定です
この売上の一部で「辻口基金」というものを作りこれからの子供たちや高齢者介護などに使っていく予定もあるそうです
辻口さんは高校時代までを過ごした七尾なのでこどもや若い人達の為に何か役立ちたいという思いが強いそうです
買って喜ばれた上に、その売上の一部で更に人のお役に立って更に喜ばれるなんて、東京の自由が丘のお店や七尾で見かけたら購入してみたいくなりますね