とと姉ちゃん未亡人になっていた綾と太一(たいち)の運命は?
朝ドラ・感想・突然訪ねて来た綾、身の上話を聞くと過酷な事実が女学校卒業後、軍医さんと結婚した綾
女学校卒業後、軍医さんと結婚した綾
綾さんに残されたのは息子と母親でした
鉄郎叔父さんが常子を連れ出した意味とは
女学校を卒業して9年ぶりに再会した常子と綾です
たいち君という男の子も授かっていました
ところが、ご主人は満州で病死されて、死に目にも会えなかったという
名古屋に戻ってみると、なんと実家は空襲で焼き出されていたとか
父親は最期まで家を守った為に一緒に空爆を受けたという事でした
残された母親と一緒に住んでいるという
ずっと何事もなかったように淡々を自分の今までの道のりを説明しますが、君子や常子達に話をして「ご苦労なさったのね」と同情されるうちに感情がこみ上げるのでした
身の上話を聞くだけでも辛い
仕事もなかなか見つからないという
焼け残った帯を売ったりしているという
何も出来ない常子は
せめて、何かできる事は無いかと綾さんに尋ねるのでした
布とか浴衣のあまりは無いかしら?
母の浴衣も私の浴衣もオムツになってしまっていて
それくらいならお安いご用とばかり君子に頼んで用意するのでした
夕食のすいとんをごちそうするのでした
やはり訪ねてよかった
少し陰がある綾
久しぶりに笑ったわ
もつべきものは学友ね
あのころは想像できなかったものね
こんなふうになるなんて・・・
今度お母様にご挨拶にお伺いさせてくれない?
いいえ結構よ・・
固辞する綾でした
だったら住所くらい教えて
お手紙のやり取りくらいしましょうよ
そういっても綾の蒲田の住所を聞いたのでした
あやさんみたいに
お金持ちで頭が良くても解らないもね
やっぱり女って損ね
大学出してもらってもこうやって仕事にも付けない女もいるし
鞠子が愚痴を言うと何を言っているの!
かかがつかさず言います
老眼が酷くなったと言って嘆いている君子をみて
かかごめんなさい
ずっと仕事させて
もう楽させてあげなきゃいけないのに
苦労ばかりさせて・・・
次に日、おじの鉄郎がある所に連れて行きます
闇市?でした
女をみろ
みんな男にいわれるままじゃねえ
男は戦地に行ってしまって
女だけで守りぬいた事が強さをつくったんだ
女にもチャンスだ!
今だったらお前も金をつかむチャンスかも知れないぞ
常子の気持ちは大きく揺れています
このまま甲東出版で働くか?それとも
もし・・出版社をやめたら何をしようかと思って
良いことだろ
人混みから再び現れた鉄郎叔父さんは木綿の反物を持っていました
おじさんそれって!
綾にあの時の恩返しをしたい
女学校を転校して来た時にカンニングの疑いを掛けられた時
もう一度再試験をしたらいかが?と提案して
八方塞がりの常子を助けてくれた事を鉄郎叔父さんに訴えました
鉄郎に譲ってもらった木綿を手に
急いで綾の住所へ行く常子
そこで見たものは・・・
大家さんと思われる女性に怒鳴られる
あやさん親子でした
さっさと洗濯しな!
もし訳ございませんでした
平謝りに畳に頭を付けて謝るのは
綾と綾の母親らしき人でした
洗濯物を持って振り返った綾に玄関ごしに立っている常子の姿が見えました
常子の家族が噂していた以上に過酷な現実でした
元々お嬢様育ちの綾にこんな仕打ちが耐えられるのでしょうか・・・
綾さんも立ち直る事ができるのでしょうか・・
次々と出てくるのでした