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とと姉ちゃん社判を常子に託す五反田一郎・すすめ一億火の玉だ!が虚しい

朝ドラ・感想・会社は貸本屋として残してくれて助かる常子、でも田中組長の防空練習がきつすぎる

とうとう五反田一郎も召集されました
配給に空爆にと追いつめられる常子達
深川の時代を懐かしむのでした

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社判というのは会社の代表者が押印する為の印です
それを常子に託したのでした

社長が出征した時に五反田も駆りだされたら小橋くんに渡せって

僕のような年寄りになっても駆りだされるようでは戦争も長続きすまい
それまで持っていてくれないか?

君一人になっても甲東出版は存続できるようにしておいた

五反田一郎の言葉に驚く常子です

うちに沢山ある蔵書を貸与する場所としてここを使う
名目としてはこの管理業務をしている事にする
経営もなんとか継続できるだろう

固定休は無いが貸した分だけ君の取り分になる
毎日出勤する必要も無いし良い話だろう

どうしてそんな
うちの会社が無くなれば君は無職だろ
そしたら勤労動員になってどこか遠くに駆りだされるかも知れない
その時、家族は誰が支えるんだ・・

そんな事まで、ありがとうございます
感極まる常子

おいおい、泣きたいなら僕の胸を貸そうか・・・
こんな時にまで泣き笑いしながらも冗談を言う五反田一郎です

君にもう一つお願いがあるんだ
戦争が終わったあとどんな雑誌にするか、考えてくれないか?
甲東出版はこれで終わりじゃない
休刊だ!

僕も社長も必ず行きて戻ってくる
その時は僕達は心から作りたい雑誌を作ろうじゃないか

はい・・
素直に返事する常子です

五反田は出征していきました

常子は甲東出版を貸本屋としてなんとか生活していました
しかし戦争は確実に常子達の生活を浸食していたのでした

わずかに配給される食べ物はさつもいもばかり

常子や美子は笑いを忘れないように心がけていました
鞠子や君子も日々に暮らしの中で心を豊かに保つ事を忘れていませんでした

ささやかな心がけが小さなしあわせを生む

東堂先生の言葉です
先生を思い出します

確かにそのどおりだなぁ~って思って
攻めて家の中だけでも穏やかに暮らしていけるように心がけましょ
そう誓う常子達です

ある日、防空練習があり訓練が行われました
何をしている!

具合の悪い女性を叱りつける田中組長
娘が謝っても許してくれず早く練習をしろとまだ叱る

ちょっと待ってくだだい!
常子が意見をします
肝心な時に助からなかったらもともこもありません

組長に意見するとは何事だ、俺はお国の訓練によりおおせつかったんだ
それに楯つくということは、お国にたてつくという事だ!

そうではありません
常子は釈明するがそんな事を聞き入れる組長ではありません

いいだろう、防空練習をしないなら
非国民とみなし配給を一人分減らす

そんな!
悲痛な声をあげても容赦してくれません

きさまも同罪だ!
配給はなしとする
国民でも無いヤツに食わせるものは無い!
俺の決定に文句のあるやつは言ってくれていいんだぞぉ~

それは勘弁して下さい
泣きながら具合の悪い女性が懇願してことなきを得ました

わかった、今回だけは大目にみてやる
早く持ち場につけ!

常子の肩を抱えてなんとか収まったその場から去ろうとする美子を組長が制止します

チョット待て!
こんなもんをつけやがって

美子が口を開こうとすると
口答えするな!
問答無用の体制です

兵隊さんが命を張って働いているのにこんな事をして不謹慎だと思わんのか!
何を考えているんだ貴様らは!
美子がせっかく作った端布でつくった花をむしりとられました

家では花まで飾っているらしいな・・・
母親であるお前が目を光らせていないからだぞ!
君子まで叱られました

やっとの思いでわかりましたという君子でした

すすめ一億火の玉だ!
みんなが戦っている事を忘れるな!
まだまだ組長の説教がつづくのでした

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家に戻ってかかに謝る美子
納得できないという常子に
辞めてよという鞠子
とと姉はいつもまっすぐすぎるのよ

わざわざもめる事もないでしょう
もう少し上手いやり方もあったんじゃない?
鞠ちゃんは気が弱すぎるのよ

以外が言葉に驚く鞠子です
私だって言う時は言うわよ

そうかしら、臆病なだけじゃない?
とうとう口論になってしまいました

君がやめなさい!ふたりとも
仲裁に入ります
私達が喧嘩してどうするの
うちでは穏やかに・・・ね

謝る常子と鞠子でした

ごめんください
誰かが訪ねてきました

今日は大変だったわねぇ~
これうちの鶏が産んだの
一個しかないんだけど
良かったら

ありがたく頂戴する君子

恨まないであげてね
戦争に取られた息子さんから届いていて手紙が途絶えたらしいの・・・

やり取りを茶の間で聞く常子たち

仲良くやりましょうよ
じゃあ
ありがとうございました

田中さんから卵を頂いたの
うれしそうな君子

美子がつかさず、お隣さんが良い人で良かった・・

そうかなぁ
鞠子は疑心暗鬼になっています
監視に来たのかも知れない

え?監視

組長さんが言ってたじゃないの?
家に花が飾ってあるって
どうして知ってたの?

もう何を信じたらいいのか解らない

そう思うと怖いですね
常子は残念そうです

あ~あ昔は良かったな
常子は深川に思いを馳せました
森田屋に人たちは?
綾は?
星野は?
みんなどうしているだろうか・・・

過ぎ去った日々を懐かしく感じる程常子達は追いつめられてしまっています

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