第26話5月3日(火)とと姉ちゃんミシンで修復成功・富江が着た制服の秘
鞠子の制服を縫おうとすると君子のミシンが壊れているではないか
富江の為に清を丸め込んでなんと青柳商店のミシンを使って制服の繕いを直そうとする常子
ミシンを使っているとなんと滝子がやってきます
その現場を滝子に見つかってしまうのでした
常子は滝子に正直に事情を説明すると、以外にも滝子はミシンの使用を許可するのでした
「・・・君子はどうしてる?」
常子が制服を直し終えると、滝子は小橋家の近況を尋ねるのでした
娘や孫を案じる気持に変わりは無かったのでした
さらに常子の将来の希望についても尋ねて来たのでした
そこで突然滝子は青柳商店を継ぐ気は無いか?と尋ねるのでした
思いがけない質問に常子が答えられずにいると、滝子が切り出しました
「・・・この青柳を継いでみたいとは思わないかい?」
「・・・考えた事も無かったです、今の私は、ただ「とと姉」として妹達を嫁に出して、家族を守る事さえできれば、それで」
考えた事もないと答えるのが精一杯の常子でした
常子は素直に告げて、青柳商店をあとにしたのでした
ここで初めて将来について意識したのでした
富江は常子に感謝して、正直に謝り鞠子に制服を返すつもりでいました
制服を直して帰ると、なぜか富江が制服を盗んだことが知れ渡っていたのでした
犯人は清でした
口を滑らせた清のせいで、富江が制服を持っていた事が、すでに鞠子や森田屋の面々に知れ渡っていたのでした
それを聞いて激怒する宗吉たち
なんとかかばおうとする常子ですが、富江は真相を話し始めて…。
怒り心頭の宗吉でしたが、可愛い制服を着てみたかったという富江の本音を知ると次第に意気消沈していくのでした
それはまつと照代も同じでした
それぞれに富江に押さない頃から家業を手伝わせて、不平不満を言わないのに甘えて、女の子らしい事を何もさせてやれてなかったという負い目があったのでした