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あさが来た大島優子の平塚明(ひらつかはる)役の感想

朝ドラ「あさが来た」に元AKBで正念場の大島優子が平塚らいてう役で登場です、最近ではネットで腹筋がバキバキと話題です

白岡家のリビングに通された3人の女子学生はあさと顔を合わせると
平塚明、高橋ゆか、斎藤のりと名乗りました中心にいるのは平塚明です
気が強そうに身じろぎをしました

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3年生の田村宜さんから文句があるなら堂々と言え、陰で言うのは卑怯者のすることだというあなた様のお言葉を聞きまして「卑怯者とは何事か」という憤懣やるかたない心持ちで大阪まで参りました

私はあなたを女子教育の恩人としてはたまた、女の先輩として、一つも尊敬したり感謝したりする気になれません

平塚明は成澤泉の本を読んでその教えに啓蒙され、日の出女子大学校に入学しました
しかし、その設立に貢献したという財界人や、政界の大物が、大学校に来ては偉そうに講釈を垂れる事には辟易すると不服を唱えました

またあさの弁説は自信満々で、押し付けがましく、傲慢さが見え透いていると抗議しました
私だけではありません、白岡あさ女史が、地位と金の力を鼻先にひけらかすいけ好かない老婦人であってはなりません恥ずかしい事だと思います

あさは鋭い眼力で平塚明を見つめ、瞬時たじたじとさせると、ぱっと笑顔になりました

はぁ・・・あなたみたいな女の子が出てくるやてなぁ
あさはまず平塚明が自分の意見を持ち、気後れせずに話ができる事を評価しました
平塚明さん、あなたなんかひとかどおなごはんになりはるかもわからしまへんなぁ
どうかこれかも思う存分学んでください

講義した相手のあさから励まされるという形で面会を終え、平塚明達は表の道に出てきました
高橋ゆかと斎藤のりは面白いお方とあさに好意的になりましたが、平塚明だけが敗北感にうちひしがれそうで余計に腹を立てています

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ほんと傲慢な女
平塚明が言い捨てたのを表の道で多津子をあやしていた千代が聞きとがめました
そうだすな、傲慢ゆうか大雑把ゆうか、けどそないな人が道無き道切り開いてくれたさかい、今そうやって女も自由な物言いがきているのかもわかりまへんな

平塚明は千代があさの娘だとは知らないが、その言葉を聞いて冷静さを取り戻しました

私、あの方を超える新しい女になってみせます
平塚明、のちの平塚らいてうは、この7年後に雑誌「青鞜」(せいとう)を創刊してその誌上で「元始女性は太陽であった」と高らかに宣言する事になります

世に新しい助成の出現を主張し、数々の婦人運動に邁進していきます

平塚明達が帰ると、千代はぷんぷんしながら家の中に戻りました
何が新しい女や、ほんま感謝ゆう言葉知らんのやろか
リビングに入ると、あさがまたもや落ち込んでいて、立ち直れないと嘆いていました

これからのおなごのためにて、ずっとずうっと頑張って来たつもりやのに、人望どころかこないに嫌われてしもてるて・・・

千代がぷっと吹き出しました
この程度の事で傷つくなどあさらしくない
嫌われようが何されようが、言いたいことは言う、信念は曲げられへん、それでこそお母ちゃんだすがな

胸張って、堂々としてはったらよろし
千代の励ましはまるで母娘が逆転したようでした
あさは胸に刺さっていたとげが抜けたような気がしました

見返りなんか要らん、これかの頑張るおなごの小さなちいさな踏み台にもなれてたら、それでいいのやなぁ

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