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あさが来た加野生命を他と合併させて大きくしようと榮三郎に提案します

次の日も加野銀行の窓口には預金の引き出しを求める客が列をなしました、榮三郎と平十郎はやはり何かの手を打つ必要があるのではないかと危機感を募らせました

あのなぁ頭取
これが手ぇ打つ事になるかどないかわからしまへんおだすけど
あさは加野屋最大の改革を考えていました

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改革の対処となるのは、なんと加野生命です
日本でもやっと生命保険の必要性が理解されてきたが、今は不況の波をもろにかぶり生命保険会社は軒並み契約件数が伸び悩んで競争が激しくなっています

あさはその点に目をつけたのでした
改革の主旨を説明するため、あさはかの銀行の会議室に榮三郎や平十郎など役員の他、各支店長立達に集まってもらいました

うちと同じように経営に行き詰まっている生命保険はようけあります
そこを3つほど見繕うて手ぇ組んで大きい保険会社に合併したらどないか思いますのや

不安な時ほど大きなものに頼りたくなるという、人の心理を読むことで考えついた案です、小さい会社が守りに入れば、結局は大きい会社に飲み込まれてします

それより加野生命自らが大きくなれば、今の保険業界に風穴を開けられる
あさはそこまで見越して炭鉱を売却していたのです

この国は保険のありがたさにようよう気ぃついたんや
加野屋の事業の中でもこの姓名保険はこの先で一番見込みのある事業だすそれを伸ばさん手あらしまへん

亀助が黒板に経営不振の生命保険会社を一覧にして書いた支店長達の反応は鈍いがあさは合併交渉が有利に進められる今が好機だと語気を強めました

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