姉はつと妹あさ夫婦の運命と生涯の比較は最終回まで続きます
朝ドラ「あさが来た」放送最期の2週間はなんとはつと惣兵衛、あさと新次郎という2組の夫婦の幸せになっていく課程が描かれます
ずっと姉はつと妹あさの人生の対比で朝ドラ「あさが来た」の話は進行してきましたがはつの生涯が気にります、いよいよ放送があと2週間となり、最終回までネタバレをプロデュサーが語る今後の話の展開などなど
原作や史実に沿ってみんな寿命が来るの?
あさとはつの今後の生涯はどうなるの?
プロデュサーの朝ドラへの思いとは?
原作の「土佐堀川」では
広岡浅子が亡くなり一人娘の亀子が浅子の遺影をながめ終わります
原作を既に読みきっている読者の方や史実を調べて知っておられる方は薄々ご存知でしょうが、原作の中では榮三郎のモデルである信五郎の弟、正秋や新次郎のモデル広岡信五郎が亡くなります
それでなくても昨年末の加野屋の正吉さんに始まり2月に五代様がなくなってからというもの次々に菊さん栄達さんよのさんが亡くなり悲しむ間もない位に話しが進行していきます
合間には雁助さんが頭を打ち意識不明になるわで不幸続きの「あさが来た」のようでした
節ちゃんと祝言を上げたばかりの養之助がいきなり新兵証書とやらで兵隊に取られてそのまま戦死するのではと涙にくれてしまいました
やっと養之助が戦地から無事に帰って来てくれましたが今度は藍之助の行末が心配です、来週の予告では今度は惣兵衛さんが倒れた!という連絡が加野屋に入るようですし、最終回までのわずか2週間は「あさが来た」から全く目が離せない状態です
このまま史実どおりに榮三郎や新次郎さんが亡くなったらと思うと事実とは言え切ないです
はつは史実では25歳で早逝するのですが
そこは朝ドラなので史実とは違いちゃんと生き抜いて山あり谷あり、紆余曲折があり、和歌山で息子や旦那様と幸せに暮らします
あさと新次郎、はつと惣兵衛の2組の夫婦が幸せになっていく課程もこの「あさが来た」の中では楽しめました
同じ富豪に生まれ同じように教育を受けしっかり教養を身につけた姉と学問好きなお転婆な妹
やはり同じような時期に大坂で一、ニを争う富豪の両替商へ親の言いつけ通りに嫁ぎます
ところが運命のいたずらが、姉はつの嫁ぎ先である山王寺屋は時代の波に飲まれて倒産、没落、夜逃げという運命に
妹あさの嫁ぎ先である加野屋は嫁のあさが当時ではありえない位の大奮闘をして倒れそうな加野屋を支えます
本当は姉のはつと妹のあさの嫁ぎ先は逆だったと知ったはつ
運命の悪戯に自問自答します
嫁に貰った山王寺屋の眉山家の菊と栄達も、もしあのまま嫁を交換しなかったら・・・
ところが嫁も姑達も結論はどっちに転んでも同じ運命だと悟ります
今来ている嫁が一番、加野屋も山王寺屋もそう確信します
昔は苦労したんだと昔話しのように感じているかたもいらしゃるかも知れませんが、今も全く変わらず、日夜お家のため、家族を守るために頑張っている女性は沢山おられると思います
理解あるだんな様に助けられ仕事を成功させる女性
バラバラになりそうになる家族をしっかりとまとめ、地味でもコツコツとする地に足をつけた生活を教える女性
お互いに今ある目の前の現実をしっかりと見つめ自分に合った幸せを掴もうと懸命な姿を見せてくれています
あさがお金儲けしたから偉いとか勝ったとか負けたではなく姉はつも妹あさも自分の幸せを自分の手でそれぞれの形で幸せになれる様子が最終回まで描かれます
NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」は夢のような生活ではなく自分を信じて努力すれば道は切り開いていける、それがたとえか弱い女であっても自分が信念を持てば希望は叶うと教えてくれました
最終回まで今を生きる人へのメッセージを込めていろんな懐かしいあのひとが登場すると予言しています
もしかしたら、五代さま、おふゆちゃん、親分の次郎作、雁助さんなのかも知れません
出演されるのが今から楽しみです