家つき娘の千代悲痛・東柳啓介から縁談辞退はのぶちゃんが凌雲閣で癒やす
朝ドラ「あさが来た」では縁談辞退と大隈綾子からの手紙にあさに抱きついて号泣する千代、祖母のよのもがっくりきました、そこで田村宜ちゃんが笑いを取って癒やしてくれます
縁談辞退の連絡で祖母のよのはよろめくくらいがっくり
千代は気持ちを押さえられず、あああああぁんと泣きじゃくります
お母ちゃん!号泣する千代をしっかりと抱きしめるあさでした
よのは千代・・・可哀想な事してしもうなたぁ~と悲しむ
千代の気持ちを思うと胸が締め付けられる思いの祖母です
気丈にも千代は部屋の机にある鏡を見ながら髪を櫛でときます
あ~いっぱい泣いたらスッキリした
宣ちゃんが声をかけます
ほんまに~?
ほんま
よう考えたらなんで何回かしか逢た事ない人にあない泣いてしもうたんやろ?
のぶちゃんが慰めるように<br />
せやなぁ~
そないなでくのぼうの憎むべきエリート忘れてしもうたらええのや!
うん!
そやけど千代ちゃんがホンマは忘れられない言うんやったらうち今から東京行ってあのエリート脅かして凌雲閣の上から吊るして脅かしたったってええのんやで
凌雲閣?北野の有楽苑のやのうて??
あっこ9階建てやろ?
うん
東京の浅草のは12階建です!
ホンマに?
12階建てて凄いな?
のぶちゃんのおかげで千代の心が少し紛れました
せや展望台がえらいええ景色なんやて!
確かどっかはさんであったはずやわ!
千代のベッドの下をゴソゴソ探すのぶちゃん
千代もベッドを降ります
写真を見つけたのぶちゃんがコレや!
嬉しそうに千代に見せます
千代もホンマや!
これやったらホンマに怖いなぁ
そやろぉ~どこから吊るしてやろかなぁ~
二人で吊るす場所を詮索します
ここやったら吊るしにくそうやなぁ
そやなぁ
やっぱり真ん中んとこかなぁ~
乗ってきた千代を上手に相手をするのぶちゃんです
ハッハッハッハ
二人は大はしゃぎです
千代も調子に乗って
怖いなぁコレと楽しそうです
キットびっくりするわ
丈夫な縄用意せなあかんわ
とりとめもない会話をしている千代とのぶちゃんです
千代の部屋の前の廊下にはいつの間にかあさとかのがそっと聞き耳を立てて立っています
はっはっはっは
ああ~おかし
千代とのぶちゃん二人の楽しげに笑っている様子を
よのに報告します
そおですか笑ってましたか
千代が悲しみに打つひしがれずに宣ちゃんと笑っていたと聞いて安堵します
それでもまだ一縷の望みを掛けてあさは東京へ行って東柳さんにお会いしてきますと言い出します
新次郎にはそんな暇がどこにありますのや?と諭されます
あさはお見合いを断って来た理由は自分にあると思っているのです
東柳さんが来ていた時に成澤先生を叱咤激励してましたやろ?
まさか・・・あさのせいやなんて・・
あるかも知れまへんな!
突然、同調する新次郎です
あさと千代は全く性格が違うのにとあさは新次郎に愚痴るが
東柳啓介さんはそんな事わかりますかいな・・
だから東京へ行きたいと新次郎に懇願するあさ
新次郎はいまあなたが東京へ行ってそれで事がええように転ぶとおもいますか?
転ばりまへんやろなぁ
そやろ・・・
どないな事にしろ加野屋の商いより政府で働く方がええ言われましたんやさかい、
しょうがないこっちゃぁ、諦めるよし仕方ないですね
あさも新も諦められませんでした
凌雲閣とは
りょううんかく、明治から大正期ころまで東京に建っていた塔です
雲を凌ほど高い事をいみしていますなんとこの頃珍しい12階建てでしたので浅草十二階とも呼ばれました
展望台からは東京界隈、関八洲の山々までの景色が展望できました
明治や大正の時期には絵葉書にもなっていました
リュミエールの短編の映画にも登場するくらい名物でした