京都の女学校へ入学を決心する千代「花露寮」へ・港より船頭さんが良いあさ
朝ドラ「あさが来た」猪突猛進のあさに親は港のようにいつでも子供が振り返った時の港で無いとあかんと諭される、そうして千代はあんなに勉強を嫌がっていたのに祖母よのの言葉が功を奏したのか素直に京都の女学校の入学が決まりハイカラさんのような出で立ちで寄宿舎「花露寮」へ引っ越していった
女学校で学ばる事を見て驚くあさ
書かれた紙には
京都白川高等女学校
資格
高等小学校二年課程ノ終了者トスル
學科目
修身・国語・歴史・地理・数学・理科
家事・裁縫・音楽・體操・教育
ええ女学校だすなぁ
せやろ
ひょっとしてして学んでいるうちに
家の仕事手伝いたいてそない思うようになるかもしれへん
ちょっとも思わへんかもしれん
そやけど、それは千代が決める事だす
わてらは船を動かす船頭やあれへん
いつでも振返えられる港でないとあかん
うちは船頭の方が向いてます
あきまへん!
新次郎に叱られるあさ
そら~あさは港になるいうのは難しいやろな
あさはじっとしているのが苦手やさかいな
そのとおりだす
京都に行くなんて寂しい
あさにはあさの船がありますやろ
銀行や商店も上手いこと回るようになって実業家や言われて娘も大きくなってきた
ほんまだすなぁ
次はあさはどこへ向かうのか
今は~進み切って先が見えしまへん
あさが新次郎の手に自分の手を重ねあわせます
旦那様がいてくらはらな難波してしまいそうだす
しゃあないなぁ~
そう言ってあさをそっと抱きしめる新次郎でした
その頃銀行の店頭で女子行員の様子をじっと見ている千代
その後、祖母の部屋でいつものように遊んでいると京都へ遊びにいこうと誘われる
お母ちゃんの悪口をいう千代
藍之助お兄ちゃんのとこのお母さんはええなぁ~と羨む千代
こないな遠い所にまで迎えに来てくれる・・・
うちなんかお母ちゃんの背中ばっかり見てきたように思う
よの部屋で千代が2歳の頃にあさが作っていたという人形を見つける
よのから千代のお母ちゃんはおなごの実業家としてはどない立派な人かもわからしませんけど、お母ちゃんとしてはほんま不器用なお方だすわぁ、この頃は泣いたり笑ったりしてはギューギューって抱きしめていましたわと言われる
人形を手にしながら考えこむ千代でした
それから間もなく千代は京都の女学校へ旅立って行きました
ハイカラさんが通るのいでたいちです
髪を下ろして、赤い袴がとっても可愛い
オシャレなスーツケースまで持っています
京都の女学校「花露寮」で同室になった眼鏡(メガネ)の田村宜は千代が挨拶をしても挨拶もそうそうに本を貪るように読んでいる
なんとその本はあさが読んでいる「日本婦人論」だったのでした