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あさが来た進路で悩むあさに娘千代は反発ばかり藍之助の助言が功を奏するか?

勉強が一番だったのに中学校へ行けなかったという藍之助の話や祖母の話を聞いていろいろ考え直す機会ができるのでした

仕事人間のあさは娘にはゆくゆくは店を手伝って欲しいと考える
あさにちっとも似てない千代は藍之助の母親はつのように良い母になりたいと考えている
勉強はもう必要ないとおもう千代と仕事の選択肢を広げるためにも勉強が必要だと考えるあさ
勉強ができても家の事情で上の学校へ行けなかった藍之助の話を聞いた千代の心が揺れます

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進路の事で女学校からお呼び出しがあり、ゆくゆくは店を手伝って欲しいと考えているあさに新次郎は・・・

進路の言葉の事をずっと考えていたとういうあさ
船に見立てて新次郎に進路の話をする

今までのおなごの道はお嫁さんになってお家守るか、家業を手伝うか、芸で身を立てるか、女中奉公ぐらいしかなかったが、おなごでも色んな航路が開けて来ました
家の中にいてて働くだけの昔とはちょっとず違ってきたという

新次郎はその船の進む先が気になる

あさは東京にできた官立の音楽学校を出たらバイオリンン弾きになれる
師範学校を出たら学校の先生
勉強をして医術試験に合格したらお医者さんになれるかもしれん
他にも看護婦(今では看護師という)

高等小学校を出ただけでも十分テケツ(切符)は持てる
将来よりぎょうさんの進む道に進む為のテケツを
高等女学校を出ておいた方が良いと考えているあさ

文明開化で新しい産業がぎょうさん起こり働く機会や働く場も増えていると考えているあさ
いろいろな仕事に就けるとあさは新次郎相手に語るのでした

ところがその話を聞いていた千代は・・・
それはお母ちゃんの夢だすやろ!

うちはそないなテケツ要りまへん

学校行く気も、お家を手伝う気もあれへんよって

うちの事やのに勝手に夢膨らましよって
もう勘弁して欲しいわ!
怒って言うだけ言って出ていきます

千代・・・・・
心配するあさに新次郎はそっと
あさはテケツの無い時代に生まれたというのに、よう健気に船!漕ぎ出しましたなぁ!

まっそやけど
難破船にならんと、ほんま良かったなぁ!

難破船??
うちが難破船?
なんで?と自問自答していると

うめが陰から出てきて
そうだす!
おあささまみたいに女だてらに自由気ままに漕ぎだす船なんかいつ何時難破船になって海の底に沈んでも可笑し無かったんだす

そないならへんかったんは、ご先代様や新次郎、今井のご両親や、ようけの方のお導きがあっての事だす

うめに言われて自分だけの力では無かったと振り返るあさ
ほんまそないだすなぁ~

うめと一緒に神棚に手をあわせ拝むのでした
お父様、五代様、大勢のみなさま!ほんま助けてくれはっておおきにありがとうございます

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一方千代の部屋では新次郎が千代の言い分を聞いている
反発する千代の一言に藍之助が一言

お母ちゃんは分かってない
おなごで高等小学校を出てからもまだ学ぼうとする人やなんてほとんどいてしまへんのやで

新次郎は同意して
そりゃそうだすな・・・

学校で1人か2人や~いうてるのに

男かて上の学校へ行くのは20人に1人いてるかどうかですわな

僕はその20人にひとりになりたけったけどなぁ
ずっと二人の話を部屋の入り口で聞いていた藍之助が口を開く

まぁうちの田舎で言うたら高等小学校を出ただけでも十分な学歴なんです
けど・・・世話になっている庄屋さんとこの子が中学出て東京の学校へ行った
それがほんま羨ましゅうてたまらなかったんです

それは藍之助お兄ちゃんが男の子やさかいだす
男やったら学べば重宝されるかも知れんけどおなごが孔子や孟子やと習ってもへりくつばっかり言ってて嫌われてしまうて・・・うちはおなごやさかい

勉強が嫌いなのか
卒業したら花嫁修業をしたいという千代
ええお嫁さんに、ええお母ちゃんになりたいんだす

藍之助:そうかな・・・
僕はお嫁さんでもお母ちゃんでも孔子や孟子の話できた方がええけどな!

それを聞いて
ええええ?なんで?なんでだす?
不思議に思う千代

なんでて?そりゃあその方が一緒にいて楽しいやんか
そう言って部屋を出て行く藍之助

なんやチョットお兄ちゃんや思うて偉そうに!
そういう千代に新次郎は

藍之助はなぁ学校で一番の成績やったったんやてそやけどお家の事情で中学へは行かれへんかった
ああやって無邪気にしてるけど自分のことは懸命に考えてますのや

それを聞いた千代は
そうだすか・・・
自分の気ままが恥ずかしくなった瞬間でした

その夜千代は祖母よのの部屋に一緒に寝たいと訪れます
そしてそこで自分の母親あさの事をいろいろと聞き出す

殿方に好かれるタイプでは無い母親はどうして父親とあんなに仲が良いのか?不思議に思っている千代は
そこで祖父正吉からも母あさが好かれていたという意外な事実を聞くのでした

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