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あさが来た 今井忠嗣と忠興に福沢諭吉が割り込み女社長になりなさい!

今井久太郎が改名して忠嗣となった弟と文明開化の産物、牛鍋・伊野熊で待ち合わせていると父が説教そこで目からウロコの話をする人物が

アメリカの話をしたくてたまらない久太郎

東京へ仕事の事でやってきて今井の実家にも連絡せず、弟の久太郎にだけ遭う

久太郎(今井忠嗣)にだけ会おうと牛鍋・伊野熊来ました

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千代を旦那様とお義母はんに任せて東京に来てるやなんて知られたら
えらい怒らはるやろな・・・

そこへで父が現れます
凄い形相の忠興でした

久太郎の様子がおかしいと後をつけてきて
あさを叱りつける父の今井忠興

近頃はうちが育ってきた頃と違ごうておなごも学問した方がええいう風潮になってきてるみたいだす

福沢諭吉先生の書きはった学問のすすめいう本はお読みになりましたか?
天はひとの上に人を作らず人の下に人をつくらず

感じいりましたんやけど
うちがもっとびっくりぽんしたのは3年前に刊行された第8編だす
そもそも世にうまれたる者は男もひとなり、女も人なりいうこの一言だす

おなごも男と同じひとだす
この世は男と女両方によってつくられるべきものなんだす

そもそも男と女の違いは腕っ節の強さや弱さだけだす
そやのに女が女やいうだけで男の言うことはなんでもきかなあかんいうのは理不尽だす

これからはおなごかて勉強して男の方と意見交わし合う言うことはあっておかしない事やと思います

そこへなんと福沢諭吉が話に割って入ってきました
その通り!
ザッツイライト!

ご無礼!
ご無礼!ご無礼!ご無礼!
いきなりうめとあさの間に割って入り座りました

まさしく男も女もいちようにして熱いお茶を飲めば熱いしね
粟おこしを食べれば甘くて美味しいな

男が特にね・・・遊びたいなと思うように
おなごも時には羽を伸ばして遊びたいと思う

男がおおいに学んで世の為に役にたちたいと願うならば女もおおいに学問をして世の為になりたいと思うこれは必定、男女は全く同じものです

ところが現実はいかがかな?
女は熱くても、男がその茶はぬるいと言えば、あ~そうですかと我慢し

例えば男が遊びも仕事のうちだ!と言えば
「そういうもんですか」と家で家事をしながらじ~っと我慢をしておる

日本の婦人は生まれて親に従え嫁いでは夫、置いては子に従えとそう教えられこれに従ごうてまいりました

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しかし我ら日本男児、そのようなことを強いられて従えますか?
従えますか?

店で牛鍋を食べている男衆にまで指を指して
従えますか!と言ったもんですからみんな

うううんんんとうろたえました

「従えますか?」
久太郎に向かって言う
無理ですとやっと答える久太郎事今井忠嗣

んんんんとうなる福沢諭吉

そこでやっとうめが気づく
あれ?あなた確か新橋の・・・言いかけるが

遮るように熱弁をふるう福沢諭吉
いやいやいやいかな身分の人間も自由と独立を妨げられてはなりません

それが私の考えです
婦人に対しても同じです

そやけどおなごがそのように生きるいうのは
実際やってみますとたいそう難しい事のように思われます

理解ある親や夫に支えられていますのに
それでも難しいのはなんでだすやろか?

やはりその夫や家から自由に生きるためには
婦人も経済の自立を図るべきです

しっかりとした財産を持ち世間に対して己の責任を重とう持たないとなりません

責任?

うん独立自尊

おいおいに学びおおいに働いてし稼ぐ
ああそうだ!

あなたはいるかおなごの社長になりなさい!

社長??
おうむ返しに言うあさ

そこであさの父親忠興が
失礼ながらあなた・・もしや福沢先生?と尋ねるが

いや御無礼!御無礼!
愉快でした
コレ一枚だけ・・・懐かしいでな

店を出る時には粟おこしを食べながら感心したように

ん~日本にもやっと新しいおなごが出てきたか・・・

福沢諭吉は、これから新しい女性の生き方を提案する
「日本婦人論」という本を7年後にこの世にだし
あさの心の支えになるのでした

そこで自分の考えは古かったと悟る忠興でした

その昔父の忠政はあさを今井家の跡取りにしようと企んでいましたが
どうやら間違いではなかったようです

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