あさが来た亀助がふゆが新次郎の気持に気づいた?お家柄お金背ぇの高さ
千代を抱っこしながら新次郎に一生懸命に弁護するおふゆちゃん恋の行方は?
あさを東京へやった事を後悔している新次郎
庭で千代をみながら、亀助が言った
一緒に行くのがあれだけの男盛りやさかいなぁ
あさが五代友厚に対しての言動も回想する
五代さま
あなたさまは大阪に無くてはならんお人なんだす
忠政の葬儀の時も
新次郎:やっぱり洋行帰りの方はおなごに親切やなことだすな
五代:誰にでもという訳やありません
最近大阪寄合所でも
五代:さすがあささん!
嬉しさのあまりあさの手を取って両手で握手をする
新次郎:あっ!わての奥さんに何してますのんや!
その様子を見咎め手を切り離す新次郎
思い出すだけでもため息がでる
あ~あ
その新次郎の様子を心配そうに見つめるおふゆちゃん
そこへ亀助がやってくる
もうため行きなんかつきはって
うるさいな!
お前が男盛りやなど言うさけや
そない心配やったら外に~出しはらとけばよろしいのに
けどな~
しょうがあれへんのや
わてな~
五代さまが持っているようなもんは
あさに何も与えてあげられへん
その点では男として負けてしもてますさかいなぁ
背ぇ背ぇってアホみたいや!
そうだすなぁ
勝ってるとこいうたら・・・
背ぇの高さお家柄とお金と
お金・・・は向こうの方が持ったはるやろか?お家柄と
お家柄かて向こうが上や
それに薩摩の名門や言うてましたしな
へぇ~背ぇの高さと、背ぇの高さと
言葉に詰まり亀助が一生懸命新次郎の良い所をあげようとするが出てこない事に苛立つ新次郎
背ぇ背ぇて!そらわてが背ぇ高だけのアホみたいやがな
そこでおふゆちゃんが爆弾宣言
そんな!新次郎さんが誰かに負けるやなんて、そないな事ある訳ございまへん
それを聞いて新次郎
へっ??呆気にとられる
慌てるおふゆちゃん
あっ
いえ、その・・・・お千代様も幸せや思います
新次郎さまのようなお父様がいてて
うちの父はおなごを物ぐらいにしか思ていませんどしたさかい
抱っこしている千代にかこつけて話を修正するおふゆちゃん
おふゆちゃんの話を聞いて妙に納得する新次郎
おあさ様も新次郎様の優しさやええとこを誰よりもわかっているはず出す
心配することなんか
新次郎とおふゆのやりとりをみていた亀助・・・
おおきにおふゆちゃん
いや
へえそうだす
盗人か商売敵わかりまへんけど
この家の男の衆がしっかりしてんの見て
逃げ出したんや思いますわ・・・・
そう言いながら亀助が得意げに腕まくりをする
そりゃあ頼もしいなぁ
おふゆちゃんが一番心配してましたもんなぁ
すんまへんおおきに
な~んの何の!
上手い事やりましたなぁ~
お兄ちゃんでもなんでもええさかい
なんでもええさかいここらで男上げとかな
はぁ・・・お前はたのしそうでよろしいなぁ
さあ千代おいで
愛おしそうに千代を抱っこする新次郎
ふふふ~ん
よいしょ
千代を抱き上げてあさの事を思い憂い顔の新次郎をじっと見つめるおふゆちゃん
そのおふゆちゃんの横顔をみて気づいた亀助
おふゆちゃん・・・もしかして・・・
その時よのが新次郎をよびにきました