あさが来た 大久保利通を心配な五代が千代をおぶったあさに声をかける
可愛い千代ちゃんをおぶって川口に心臓に効く舶来の新薬を求めに出かける
千代ちゃんがあさにおんぶ紐でおぶられて泣きそうで泣かない
目がくりくりしてぱっちりとっても可愛らしい
あさの話の邪魔にならないように泣いたりおとなしくなったり
かいらしいなぁ
途中で泣いてもちゃんと泣き止むのが不思議です
落盤事故から1月(ひとつき)になります
事故の時のお礼を言うあさ
五代友厚は気になっていた
あなた本当は犯人の見当をつけてはるのではありませんか?
あさは
いいや誰かを疑うような事うちはようしまへん
そうですか?
それはあなたのええとこや
そやけど、人の上に立つものは時には非情にならねばならない時もあります
偽善者ではあかんいう事です
赤ちゃんおんぶした人に話す話やないな~
またゆっくり話しましょ
明治十年というこの年は鹿児島では西郷隆盛を中心とした不平士族の反乱がおきていました
いわゆる西南戦争です
明治政府を率いる大久保利通は同じ薩摩出身でかつての朋友である西郷が起こした戦を鎮圧しないといけないのです
五代友厚の郷里もまた薩摩なので、親友大久保利通」の心中を察して手紙をしたためようとしています
書いてはくしゃくしゃにする五代さま
今の心の中を表しているようです
心を静める為に舶来の砂時計を逆さにして落ちる砂を眺め心を落ち着けるのでした・・