あさが来た 加野炭坑を手放そうと言う雁助にこれから経営はどうなる?
NHK朝ドラ66回・炭坑の仕事に情熱を持っているあさは九州で坑道に入ると言うが千代は?榮三郎に言われて何も言えない・・可哀想なあさ
加野炭坑の落盤事故の後の取り調べも終わり
数日後あさは心身ともに疲れきって大坂に帰りました
ご苦労はんやったなぁ
正吉があさに声を掛けます
いいえうちの力不足で・・
詫びるあさでした
榮三郎があさの用意した書類に目を落としました
落盤事故処理に
怪我した親方への見舞金
坑夫立ちへの保証金に
これからの復興の資金までぜぇんぶ払てたら、えらい額になります
そやけど、その額を削るいうのは人の道に外れることだす、それはしたらあ
かん
新次郎が珍しく、経営に口を挟みました
そりゃあそうですけど
今の加野屋に余裕あらしまへん
榮三郎も理屈ではわかっているが、現実問題として、今の加野屋には支払う
余裕がありません
雁助は若旦さんの言う事も、最もな事だす
書類みさせてもらいましたけど
この先事故の後始末はもっと手間取る事になります
再開させるにもかなりの時間がかかります
一時でも気ぃ許して、また何かあったら
その時こそ、もう加野屋はお終いです!
あさは榮三郎の危機感も、雁助の指摘も
すべて自分のちから不足だと誠実に受け止めました
せやさかい二度と事故があれへんよう、九州戻ったらら、うちが毎日坑道に
入って、監督しよ思てます
それを聞いた榮三郎が
え?お義姉さんまた行く気ですか?
千代は?
そこで雁助が更に追い打ちをかけるように言う
そうだすでぇ!
若奥さんと亀助の二人でなんとかなんもんやあらしまへん!
わてからもし上げるのは心苦しいんだすけど、加野炭坑はもう手放したほう
がええんとちがいますやろうか?
腕を組んだまだ考えこむ正吉でした