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ゲゲゲの女房 総集編・鬼太郎原作者水木しげるさんを偲び再放送へ

NHK朝の連続テレビ小説・平成22年12月放送の総集編「旅立ちの朝」放送日と時間

松下奈緒さんが深大寺にて1年前を振り返るシーンから始まります

2010年に放送された「ゲゲゲの女房」は、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水

木しげるさんの妻である・武良布枝さんの自伝を原案にして水木しげるさんの妻・武

良布枝さんの自伝を原案にドラマ化されました

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向井理が水木しげるさんを、松下奈緒が武良布枝さんを演じました

第1回 総合 2015年12月5日(土)午後4時40分から
第2回 総合 2015年12月12日(土)午後4時5分から
第3回 総合 2015年12月13日(日)午後4時5分から
オープニングでは目玉おやじと鬼太郎とネズミ男と猫娘がちゃぶ台の上のゲゲゲの鬼太郎を見ています

布美枝の故郷は島根県
飯田家に生まれました
布美枝が7歳の時からドラマは始まりました

ナレーターは祖母で登志役の野際陽子

布美枝が生まれて初めてお使いに行った時の事

何かかが布美枝の後をつけています
誰か?
おるかね・・・何かおる

麦わら帽子をかぶった丸いメガネフレームの中学生位の男の子が気がついて近寄って来てくれた

布美枝が、後ろから追ってくるよ

はあはぁ、お前ベトベトさんにちけられちょるな?

ベトベトさん?

帰ってお祖母ちゃんに報告する布美枝
あのねベトベトさんに会ったよ

ベトベトさん?不思議がる祖母
草履のあとが後からついて来た
でも振り向いても誰もおらん

ほ~う?それでお前はどげした?

「ベトベトさん先おこし」って言ったら
何だいせんと先に行ってくれた

へぇそげなまじないよう知っとったなぁ
怖かったろ

うん!けどちょっこし面白かった

面白かった?

おばばの話と一緒だね
大蛇や狐やお化けの話は怖いけど面白いもん
早く続きが聞きたく成る

フフフ、怖いもんは面白いか
うちにもおるかも知れんよ「小豆はかり」
見えんけどおる

見えんけどおる
布美枝はよう分かっちょるわ・・・

布美枝の父は終戦後酒の小売の免許を取り酒屋を始めていました

21歳になった布美枝

大福を作って顔に餅粉を付けて
自分で白塗りのお化けと言っていた

安来の洋裁学校に通っていました
結婚適齢期になった布美枝

学校での話題はお見合いや結婚ばかり
私はまだ良いわと言う

家に帰ると突然の話
縁談が来てる・・縁談の話進めるぞ
胸の高鳴りを覚えたが

ところが・・・
断られた理由は言うなよ・・・

背が高くて断られたって言うなよ・・
聞いてしまった・・・布美枝

縁談を断られて布美枝に祖母がかんざしをくれる
嫁入りに持って行けという
いずれは行くんだけんその時までしまっといたらええよ

もらってくれる人どこかに居るんかな?
女の背の高いのはやっぱりいけん
会ってももらえんかったけん

それは違うな
今回はご縁がなかっただけや
一緒になる人とはキットご縁の糸で結ばれてるよ
祖母が慰めてくれる
そげなもの、本当にあるんかな?

結んだの見たことないけんね
見えんでもある
ちゃんとあるよ!

良いご縁ありますように・・
かんざしを手にしっかり持たせてくれました
そう言ってくれた祖母が亡くなって7年

布美枝は嫁ぐあてもないまま28歳になっていました

家に帰るとお見合いの写真を父が見せます
この人に会ってみるか?
感じのええ人やね
お仕事は何してるの?
漫画家だそうだ

本名は村井しげるだけど漫画は別の名前で描いてる
水木しげる

その人は戦争で左腕を無くしていました
布美枝の見合いの日がやって来ました
祖母にもらったかんざしを挿していきます

ええご縁でありますように・・・
佛壇に手を合わせる布美枝

見合相手がタクシーで家の前に降り立つ
酒屋かぁ、家を見てクラシックな家だなぁ
座敷わらしかあずき秤でも住み着いていそうだ

襖の陰に隠れているように命令された布美枝
父からゴホンと咳払いをしたら出てくるように言われている

なかなか呼ばれない
襖の陰からそっと覗くと見合い相手と目が合ってしまう

漫画の仕事は注文はくるもんですか?
付き合いのある出版社の名前を上げる
本当はこげんしてる間も惜しいと口を滑らる

そげに働いたら並の勤め人よりずっと稼げますな
大笑いする

父がストーブを点けようとして上手く行かない
思わず私がやります!立ち上がる布美枝
立ち上がると背が高い
は!(しまった)

父が布美枝(座れ)合図する
ちょっこし私がやってみましょうと村井さんがストーブに火を付けてくれました
布美枝は子供の時ベトベトさんのの不思議な出来事を思い出していました

仲人の男性がかしこまって
本来なら日を改てお伝えに上がるべき所ですが
村井さんから早速、お申し越しがありまして

この度の事は大変良いご縁であり村井家としては
是非ともお嬢さんを頂きたい
そげにおっしゃっておいでです

せっかくの良縁ですけん好機を逸する事なく
話を進めさせて頂きたいとこげに思いまして

面食らう父
はあ・・・

世はまさにスピード時代ですけん

「早速に婚約を」いうことでしょうか?

飯田さまもご了解でしたら
この度目出度く縁談成立
え~式は1月30日ではいかがでしょう?

1月30日というと
来年の?

5日後の1月30日でお願いできんでしょうか?
善は急げともうしますけんひとつお願い申し上げます
村井の父が深く頭を下げる

めんくらう父たち
結婚式を5日後に

仕事の都合で東京に戻らないといけんらしい
婚礼の為に来る時間もないけん一気に式まで挙げて嫁を連れて戻りたいとそげ言うん

それじゃああんまり
高志も姉も好意的です

ろくな嫁入り支度もしてやれんがね
母は、よさげな方みたいですけど

沈黙が流れる

決めていいか?

どげだ?申し込み受けていいか?

はい!布美枝が返事をする

父が念押しする
承知と返事したら5日後には式を挙げて東京に立たなあかんぞそれでもええか?

日にちが無くても私は構わん
そげなら決めるぞ!

決心した布美枝は頭を下げる
はい!進めて下さいお願いします

いつ帰って来れるか解らない故郷を目に焼き付けました

昭和36年1月28日大安めでたく結納の品々が収められました

母がしみじみ言う
まさかあんたを東京にやるとは思わんかった
私がいけんかったねぇ

あんたが家の為に一生懸命やっていることあてにして
近くにええご縁あるかも知れんかったのに
ごめんねおかしなこと言ってごめんね

近くにおったらしてやれる事も
東京に行ったらなんもしてやれん
そう思ったら情けなくて・・・涙ぐむ母

ピンク色着物を夜なべして縫ってくれた母
青海波・・・

何枚も何枚も持たしてやりたかったけど結局1枚しか作れんかった
無理したらまたリュウマチですぞ

身体に気いつけてな
元気でいなさいよ!
手を握り合って別れを惜しむ母娘

父は明日出す酒を選んどる
お前の晴れの日だけ
一番良い酒を出してやる

ネクタイの結び方を父を通して教えに来てくれた兄
片腕であるという事があり楽はできんかも知れん
だども人生はその先が大事だけんなぁ

40年50年一緒に生きた果てに
それで良かったと思えたらそれでええ

布美枝が父に聞く
お父さんはどこが気に入ったの?

食べっぷりだ
あの食べっぷりはええ
人間の品性が食い方にです
生きるということは食う事じゃけんなぁ
あの男はええ

ちゃんと見てるね
当たり前だ
見どころの無い男に大事な娘やれんわ

お父さん
長い間お世話になりました
何を言いちょるか!早よう寝れ
ぐずぐずせんと早う寝れ

晴れの婚礼の日

行ってきますをいうのが精一杯の慌ただしい日

無事三献の儀をとり行い
婚礼を無事つつがなく終えました

婚礼の夜、境港の村井家に泊り次の朝東京に向かう事に
イカルなにか言ってませんでしたか?

母はよう怒る(いかる)からイカル
親父は食いしん坊で胃が突出してるからイトツ
イカルにイトツですか・・・親にアダ名をつけているのに驚く

ほい、そっち持ちますわ
と言ってひょいっと布美枝のトランクを軽々と持ちました

その頃布美枝の父は佛壇に報告して万歳三唱する
駅でも母や姉弟が見送ってくれる

東京行きの列車に乗った二人を祝して
列車の前でも万歳三唱をみんながしてくれる

故郷をあとにして、初めての東京
東京には人がいっぱい
華やかな都心を通り過ぎ段々と田舎にむかってる

もうこの先ですと案内されたのが調布市

おの~ここですか?

ボロボロの一軒家
嘘でしょ

家に入ると何もかも揃っていた実家と違い何もない調布の家
所帯道具から揃えないといけない

茂おらんのか?俺だ!
なんだ兄貴か!

背広を取りに来た兄貴
茂のは一六銀行にあずけてあるという

茂は仕事部屋に閉じこもっている
声をかけても返事が無い

部屋に入ると漫画を一生懸命書いている
漫画を見て驚く布美枝

買い物に出かけるがお店が見当たらない
さっきの茂が描いていた絵は何だったんだろうと考える

漫画を入れる袋にネギを入れて叱られる布美枝
家財道具の相談をしようとするが漫画の締め切りがあるからと
任せられてしまった布美枝

イタチさん?じゃなくて浦木かつおです

上京する列車の中で出会った浦木がやってくる
中森さんを部屋に置いて下さいませんか?
部屋さえ貸してくだされば・・・
浦木貸本屋の中森はその日のうちに2階に引っ越してきました

墓場鬼太郎を売り込みに行く
目玉親父の説明もする
ど~して目玉が喋んのう?口も無いのに

編集者がつぶやく
鬼太郎ひねた子供だねぇ~

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原稿料が入ったのか・・
久方振りのご対面・・・質屋へラジオを引き取りに行く

部屋が片付いて変わった事に驚く村木

部屋の片付けをしたところ
なんで余計な事するんだ!
本まで並び変えたんかぁ
叱られてしまう

何もわからんですんませんと謝る
物の置き場所にも意味があるんだ!
余計な事はせんでくれ!

気の効かん人間です
村井さんのお仕事の事もわからんし
漫画の事も良くわからんのです

何が余計な事で何がいいことが
でも一緒に暮らしていくんですけん

私どげんしたら良いのか・・
一緒にここで暮らしていくんですけん

もうええ
とにかく勝手な事はせんでくれ

どこかへ出かけていたかと思うと中古の自転車を買ってきてくれた村木
仕事も一段落したからサイクリングに行こうと誘う

私びっくりして・・・泣き出す布美枝
思いがけない茂るからの初めてのプレゼントに涙を流す

茂が案内してくれたのは深大寺
1200年前からある寺です

元は武蔵野の雑木林です
どこあるいても水の音がしますね

湧き水ですけん土の底からわいてせせらぎになって多摩川まで流れていくんですよ
説明してくれる

二人にとって初めてのデートでした

外に怪しい男がいます
おかしな男ですよ

水木さん水木さんと俺の事を呼ぶんです

ごめんください
こちら水木さんのお宅ですよね!

勝手に家に入って来た男
村井の漫画を読んで感動したという

村井が誰なんです?と聞く
戌井と名乗る

突然現れた子漫画家だという男
この男がこの先ずっと関わっていく事になるとは

墓場鬼太郎の再会が決まり
部屋に閉じ困って漫画を描く

戌井がくる
鬼太郎再会ですってね
お祝いしたくて来ました

あんなに仕事に打ち込んでいる人の背中初めてみました
左肩で紙を抑えて描いているんですよ
身体がくいってねじれていて

あげに精魂込めて描いている物が
あの人の努力は本物ですけん

あれ?まだ起きとったんですか?
そげな事せんでええ
肩こりは漫画家の宿命ですから
私も何か役に立ちたいんです

生姜を下ろした湿布を貼ってあげる
どげな具合ですか?
ホカホカして

そこ座ってくれんか?
そこスミって描いてあるところ
これでムラが無いように塗れよ

私にできるでしょうか?
あんたならできる
手伝ってくれ

時間無いぞ
さっさと

はい
恐る恐る墨を塗る布美枝

なかなかええじゃねぇか!
声を掛けてくれる村井

布美枝が初めて村井のアシスタントを務めました

いつしか朝になっていました

張り切って何があるの?
今日、本が出来上がるはずなんです

本って何だろう?

ええ話と悪い話とあるがどっちから聞く?
ではええ話

本ができたぞ
これはあんたと一緒に作った本じゃけ
あんたに1冊プレゼント

泣くのは悪い話を聞いてからにしてくれんか?
悪い話
実はな原稿料は貰えんかった

なんとかなりますよ!
今日はお金の心配は辞めて

実はなもう一つ良い話がある
鬼太郎の長編を頼まれた
続けて欲しいと頼まれた

やっと解ったようだなぁ~
これが傑作だという事が

原稿料はこれと合わせてという事になるじゃないかなぁ
オイ聞いてるのか?

嬉しくて本を持って家の中を歩きまわる布美枝

やったやった
やったやった
本当に良かった
やったやったと喜んであなた本当に凄いですと

漫画にかける情熱がやっと少し報われた気がして嬉しくて
抑えきれない布美枝でした
褒めちぎる

総集編1回めはここまで・・・・・

■ここからは布美枝さんのインタビュー

最初ここにロケに来た時に深大寺でお会いしました
深大寺でいろいろ自転車デート
質屋から出して来てくれてました

先生のどこが一番好きなんですか?
好き?

生きて行く姿勢ですね
自分の運命を戦争に言ってあいう事になって
絵で生きるんだという事を念頭においてやっている事はすぐ分かりましたから

それにかける意気込みたるやもう
すごい気迫

命を繋いで帰って来たからには
それにかける意気込みや

背中を見ると動けなく成る
何も声を掛けられない状態

飄々としています

次回の総集編2回めをお楽しみに

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