土曜スタパ・ 山崎銀之丞と富田靖子が「あさが来た」の撮影裏話を語る・前編
2016年12月5日・土曜スタジオパークで炭坑とっておきの話を生出演で語ります
波留さんのイメージしてた「厳しくって恐い人なのかな?」って誰の事?
ビビる大木:質問、反響はいかがですか?
富田靖子:最近アレ?買い物に行ってもカズさん今日は顔が(炭で)汚れて無いねとか
今日は落として来ましたとか、反響いただいてます
山崎銀之:丞今日も採掘作業ご苦労さんですとメールの一行目に入ってくる事を暴露した山崎銀之
丞
ビビる大木:二人とも福岡県出身です
炭坑の親分夫婦を福岡出身のお二人が演じていて嬉しいく思っています
言葉は不自由がないかと思いきや博多弁の二人は炭坑の言葉は筑豊や筑前の言葉が入っていて微妙に違うのでより難しかったとか
方言指導の先生に言葉を直してもらっていたとか
山崎銀之丞さんと富田靖子さんは初共演です
その昔銀之丞さんがラジオのパーソナリティをしていた時に映画のプロモーションで10代の靖子ちゃんが来てくれた事があると語る
靖子ちゃんはその時のパーソナリティの方がその後、役者に転向していたので驚いたそうです
つかこうへいさんの舞台に出ていたのでびっくりされたそうです
■ここで「あさが来た」の炭坑編のダイジェスト番をみんなで視聴する
あさに反抗して働かない男たち
あさにこっそり気張ってほしいと言いに来る治郎作の妻カズ
あさが相撲で勝つとあさの熱意が伝わります
加野炭坑は軌道にのりあさも一緒に働く
そんな時、念願の子供が授かる
大阪の加野屋とガラリと雰囲気が違う炭坑の撮影現場とはどんな風だったんですか?
なんと8月に10日間で撮影をしたという
スポーツの合宿みたいでした
朝から晩まで炭坑にいました
同じ釜の飯を食ってるって気がしました
初対面だったみんなとあっと言う間に家族のようになりました
終わった時には寂しかったです
最初はふんどし姿の男の人の姿が見ちゃいけないって感じだったのですが次の日にはナレました
石炭は現場に2トン運んで撮影していました
本物の石炭を持つとあっという間に手が黒く成ります
15kgの石炭をビビる大木が持ちますが思いです
いかがでしたか?本物の石炭は?
石炭にまで演技しなくて良かったので
本物だったので有りがたかったです
岡出しの作業もリアリティがありました
炭坑の現場って本当に埃まぎれでしたが、新次郎さんはどうだったですか?
駕籠が大きくてびっくりしました
後光が差してました
都会の人はカッコよかでしたね
炭坑では危険を予知するために鳥をかっていました
アフリカヤマメジロという本物の鳥が使われていました
四六時中、鳥は鳴いていましたが、撮影がはじまると黙るんです
鳥の声でNGは無かったのです
炭坑の人たちのペットだと思っていた富田靖子は笑われてしまったそうです
あさが炭坑の人に叱られたシーンを再び視聴
たまには身体を休めさせる為に
馬鹿という治郎作
身体を休めないといけない人に声もかけられないなんて
ふぬけだと妻のカズにふぬけ呼ばわりされた治郎作
お・おおきにと頭を下げる治郎作
あんたに感謝しとる
銀之丞さんはめめしいタイプの九州男児です
小さい時近所に炭坑に行っていた人建ちが住んでいました
荒くれた感じのおじさん達だったんですが、
宴会などしていると直ぐに怒って喧嘩を始めるが
本当に酔って寂しくなってくると「お前がいないといかんたい」と弱音を吐くシーンを見ていたとか
山崎さんも奥さんにポロッと弱音を吐く事があるそうです
九州の男性はどう感じますか?
ドラマの台詞にもありましたが、洗濯のたらい桶も男女別々という名残は富田靖子さんの時代でもあったという
父親は絶対であるというのはあったという
お母さんはお父さんをいい感じでフォローしているだなぁって、大人になってわかったという、小さい時は怖かったという
カズさんも最終的には自分が親分をコントロールしてるっていう意識はありますか?
それは絶対に無いと思います
やっぱり炭坑を支える一番の人ですから、あの気持的には支えたいとかついて行くという余計な事は考えずに任しときというのはあったと思います
でも時折ああいうふうに出てしまうんですね?
我慢の限界だったんだんでしょうね!
こんなに頑張っている奥さんがいらっしゃるのに何も言わないのはおかしいと思います
一応わーっと言っていますが、それを言うまでにはかなり時間がかかったと思います
九州の女性でなくても世の女性みんな思って居るかもしれません
そうですね!ありがとうはキチンと言って欲しいと思います
今度は山崎銀之丞が印象的な撮影シーンでのエピソードとして
炭坑で一心不乱に採掘している時にカズさんがお水をさり気なく出してくれて飲んでただ返すんですけど
そこの時になんか何もありがとうなんて言わないんだけどこの女房には感謝しないといけない!役としてそう思いましたからねぇ
幸せにしちゃらなあかんそんな気持ちになったのが象徴されるのかも知れませんね
来週の見どころもチョピリ後編はこちらへ↓
後編・治郎作カズ夫婦役の山崎銀之丞と富田靖子が裏話を語る
打ち合わせに無かったシーンだったと振り返る
自然と夫婦になったんですね