あさが来た うめに熱病があった雁助が意味深です過去を知っているの?
新次郎にやや子(ややこ)ができた事を店中で喜んでいるのにふゆだけ浮かない顔
わてなぁ、嬉しい事がありますと、いつでも雨が降りますのんや
わての、うれしなみだや!
新次郎がうれし涙だと降ってきた雨を中庭を眺めていると
向こうの廊下にふゆが・・・
普通の使用人なら一緒に喜んで旦那さまにはおめでとうございますくらい声をかけそうなものなのに浮かない顔をしているふゆ
うめにその様子を見られ咎められるが
逃げて行ってしまう
囲炉裏にいるふゆをつかまえてうめが
なんです?おめでたい話やのに一人そないな顔して!
いや
うちもおめでたいとおもってます
嘘ついて
あんたまさかまだ新次郎さんの事・・・
ごめんやす
そう言ってふゆは逃げて行ってしまう
そこへ今度は大番頭の雁助がやってくる
若いおなごいうのはやっかいですな?
若い頃のあないなのは熱病みたいなもんで
一旦火がついてしもうたら、周りが冷まそうと思えば思うほどますます燃え上がるばっかりで
なるほど~
あんさんにもあったみたいだすなぁ
えっ?驚くうめ
雁助がシラットさり気なく言う
熱病にかかった事だす
うめはそんな事もありましたという口調で
ああ・・嫌やわ、昔々の話だす
今井に奉公さしてもらった時からもうそのような病(やまい)とは縁切りましたよって
雁助はうなずいて
へぇ~そりゃあもったいないここっちゃなぁ~
えっ?
うめが驚いて聞き返そうとすると
そそくさと逃げていく雁助でした
雁助はなんでうめの過去を知っているのでしょうか?
「あさが来た」の原作でも描かれていないうめの過去が気になります