あさが来た まさかサトシは新次郎のあの暗い過去の幼なじみなの?
あさが来た・朝ドラ54回・さとしは加野屋の事も知っている様子、もしかして昔町を出て行ったお幼馴染み母子では?と頭の中に渦巻く
もうモーニングでないなぁもう日も暮れる
朝とはグッドモーニングという意味です良い朝では間違いはない
夢だと思って聞いて下さい
事務所であさが寝ていると新次郎の夢をみた
誰かの気配を感じて寝ぼけ眼をこすって起きてみると
いきなり見たことも無い生き物(ペンギン)のイラストの紙が
グッドモーニング!
英語まで聞こえる
あれ?五代さま?
こんなところに五代友厚さまがいるはずもないのに・・
あさに語りかけてくる
日本から遠く離れた南極という氷だらけの所にはピングインという鳥がいます
鳥?
ピングインは鳥やけども空が飛べません
その代りに海中を素早く泳ぎます
そやけど海の中は危険が多くてどんな的や困難が待ち受けているか解りません
そんな時、群れの中で一番先に海に飛び込む勇気あるピグインの事をファース
トピグインと呼ぶんです
ファーストペンギン?
不思議そうにあさはつぶやく
あさは段々目覚めてきました
友厚の話を不思議そうに聞きました
ファーストペンギン勇敢や!
最初にチャレンジする者にはリスクがある
フカに食われて真っ先に死ぬ事かてある
そやけど誰かがそれをせえへんかったら
ペンギン達は永遠に食べ物を見つける事ができず前に進まへん
私は実は加野屋はすぐに潰れると思てました
なんて事を!あさがさけぶ
しかし加野屋にはあなたというファーストピグインがいてた
恐れを見せず前を
恐れを見せず・・前を?
そう!それでええ、胸張って堂々と飛び込むのや!
それだけ伝えに来ました
そう言うと、あさが頭を整理している隙に、五代は事務所から出ていこうとしました
待っとくなはれ!五代さま!
あさが事務所の外に飛び出すと、五代友厚は夢のように消えていました
亀助が行きを切らして走って来ました
若奥さん今、五代友厚さまが馬で走って行かはりましたで
カズの話では鹿児島にある、枕崎の鹿籠金山(かごきんざん)に行く途中でえらい
急いでいたというてさっさと行ってしまってから
そんな多忙な中、友厚は時間を割ってあさに逢いにきてくれたのです
夢では無かった証拠にあさは五代友厚がくれた絵を手にしています
亀助があさの手に持っている絵を見てなんですか?それ
鳥言うてましたけど、鳥に見えしまへんがな~
精一杯胸を張っているペンギンの絵です
東京に行く前の母梨江も確か同じような事を言い残しました
これからのおなごはあんたのように生きたほうがええのかもしれへんえ
胸を張って、堂々と・・・
お母はん、せやな、精一杯胸張らなあかんなぁ
でぇ~あのお方はどこのどなたさんでしゃろ?
カズが尋ねると
あのお方は、うちのフレンド
お友達だす
何故か横文字(英語)を知っていたあさ
意を決して飯場の前に立つあさ
次の日には一旦大阪に帰る事にしたあさは、サトシが立てこもる飯場の前に立って
言葉足らずな説明で、不愉快な思いをさせたと謝罪しました
せやけどうち、この新しい決まりがこの炭坑の為に、ここで働くみんなの為になる
という考えに間違いはないて、自身も持っております
せやさかい、どうかもう一度考えてみとくなはれ
どうかよろしゅう・・
頭を下げその場を立ち去ろうとしたあさ
炭坑をより良くしたい気持ちに偽りはないのであさは堂々と胸を張っています
新次郎さんは元気だすか?
飯場の中からサトシが問いかけて来ました
えっ?今何て?
聞き返したあさは、小さい頃に同じ年の幼なじみがいたという新次郎の話を思い出
しました
そこへ亀助が旅支度をして迎えにくる
さあ若奥さん帰りましょう
その幼なじみとお母ちゃんはさんざん惨めな思いをしたあげく、町出てってしもた・・・・
そういえば先日、サトシはあたかも加野屋をしっているかのような口ぶりで非難していた・・・
世の中、銭や!
銭を持ってるもんが強いんや・・・夢なんていらん
まさか、そんな偶然があるものなのだろうか?