あさの実家今井家はやっぱり金持ち・嫁入り道具の目録の内容が凄すぎる
32回朝の連続ドラマ・何をするにも先立つ物はお金やなぁ算盤弾いて皮算用をする
明治3年(1870年)
両替屋が時代に取り残される仕事になる中
今日もお家の為に九州の炭坑に行くことを考えているあさ
先立つ物はお金やなぁ
あああお金お金・・お金お金
歌うように言い続けるあさ
今日もまたお金の心配してはりますなぁ
亀助とよのが見ている
算盤を弾いて
皮算用をしている
なんて魅力の無い事
婚礼道具(嫁入り道具)の目録を見てこれいくらになるやろうか?
目録を読み上げる
荷物目録
一、箪笥(タンス) 弐拾壱棹
一、櫛箪笥 八棹
一、手元箪笥 五棹
一、塗長持 七棹
一、木地長持 五棹
一、唐柩(からびつ)拾八棹
一、厨子棚(ずしだな)拾弐棹
一、琴(こと) 壱面
一、貝桶 拾棹
一、衣桁(いこう) 弐拾五架
一、葛巻(くずまき)六荷
箪笥(たんす)や長持(ながもち)を数える時の単位
その昔は箪笥や長持を運ぶ時に箪笥の上に棹(さお)を挿して2人で担ぐのに棹を使用していた事からこの呼名がついています
棹(さお)を数える時に1本、2本と本数で数える事もありました
目録を見たあさが
全部売ったらなんぼ位になるやろか?
聞かれたうめは呆れている
はい?
これ売ったお金と持参金、いつか炭鉱買う事になったらすぐ払えるように用意しておきますねん
うめに相談するが
一喝される
何を言うてはりますのんや?
これらはみんな今井の奥様と旦那様が長い間かけてお支度してくだはったものでっしゃろ
普通の娘さんやったら一生にいっぺん買うてもられるかどうかという品物やのにもったいない
一瞬だけ箏を引いていた姉はつと自分を回想するが
お父さんお母さん堪忍
よいしょっと
手を合わせて・・花嫁道具を売る勘定をする
聞いてましたんか?
うめに言われても返事もしないあさでした
その間中遠くから心配そうにあさとうめの様子を伺ってはどこかへ行き、また戻ってきては様子を伺って落ち着かない様子です
それにしても桁違いの嫁入り道具に驚きました
箪笥が一棹やニ棹くらいでないのですもの
花嫁姿しか見ていませんでしたがまさかこんなに婚礼道具を持ってきていたとは
しかもこのあさの道具は天王寺屋へ嫁いだ姉のはつより多かったとか
なんせ筋金入りのじゃじゃ馬ですからね
引き取ってもらうには嫁入り道具が沢山必要だったんでしょうね
さすが京都の豪商、今井家!持参金も一体どれだけ持ってきたというのか・・・
嫁入り道具(花嫁道具)や持参金で炭鉱が買えちゃうなんて
嫁に行かなくても良いんじゃない?って感じちゃいました