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石炭を仕事にと言うあさと反対する新次郎 はつを励ます栄達にホッコリ

NHK朝の連続ドラマ31回11月2日放送・新しい事業に新次郎は珍しく大反対をして夜は毎日出かけて朝帰りを繰り返すようになる

あさが姉はつの様子を見に行くとまたはつの具合が悪く成る

はつが
あさ迷惑かけて堪忍なぁ
あさが尋ねる
どないもあらへんの?
大丈夫やちょっと気分が悪くなっただけや

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そこへはつの姑の栄達が飛んできて
やや子ができたかも解らへんのやからな
そうやこの私にもようやくこの私にも孫が出来ますのや
と嬉そうな顔の栄達

そこへ水を差すように菊が口を出す
もしそうやとしたらなんて目出度いんや
どこが目出度いんや?
いまさらややこやてどこまでおりが悪い嫁やろか?
こんな狭いところにややこまで増えたら迷惑なだけでっしゃろうが

今までは菊のいいなりだった栄達がなんと息子の嫁のはつをかばってくれている
目出度いもんは目出度いと栄達がはつの肩を持つと

つかさず菊が
キレイ事い言うて妹さん
あんた今おるのがこんなボロ屋におるのが自分ででのうてお姉さんで良かったとほんま思てますやろうが

それを言われると心の中で、本当はあさは山王寺屋に嫁ぐ筈やったんやと心の中で思い心が痛むのです

ほんにいけずも辞めなはれ!
栄達が助け船を出してかばってくれた

こないな時やからこそ前向いて明るう生きな
な!おはつさん

けなげに頷くはつ

惣兵衛かて聞いたら喜ぶでぇ~
早く息子の惣兵衛に知らせたいと帰りを待っている
新次郎が家を開けているので気を紛らわせるようにはつの元に通ううあさ
お米や着物を届けるが

つわりでお米(ご飯)が食べられないと栄達に教えられすまで
何も知らないあさはご飯が食べられないのはやっぱり病気かとはやとちりする
酸っぱいもんに目があれへによって
と大きな夏みかんだけ受け取るはつ
そやけど惣兵衛も帰ってきてはれへんし、寂しいやろ

あさが言うと
はつは
うちの心配する暇があったら自分の心配しなさい、旦那さまと喧嘩してますのやろ燃える石の事で

あさは驚きました、なんと新次郎が時々顔を見せてくれるのだと言う
知り合いを通して惣兵衛探しに協力してくれたりと新次郎は細かい気遣いをしてくれている

惣兵衛は何日経っても帰ってきませんでした
惣兵衛は一体どこへ行ってしまったのでしょうか?

はつに旦那様とちやんと話し合うように言われていを決するあさ

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新次郎が帰って来るのを待ち構えてつかまえて話をしようとするが
ペケペンと調子良く歌を歌いながら千鳥足で帰ってきたと思ったら酒臭いありさまでした
あさをみつけるやいなや
へえ、珍しいなあ、こんな時間にお出迎えやて
へえ、旦那さまとお話がしとうて、せやおねえちゃんの事・・・

あさがお礼を言う前に
にべもなく
石炭やったらあかん!
ほんなみもう阿呆(あほ)の一点張りみたいに石炭!石炭てぇ

せっかくはつの事を感謝していたのに
またまた売り言葉に買い言葉で言い合いになってしまいました

は?阿呆(アホ)て
・・・そない言わはりますけど、石炭の値ぇはこの十年で6倍にもなってますのやで?ほりさえしたらええ値で売れる事は間違いあれへんのだす!

そないにぼろ儲けやったら皆が手出すはずや、先の三重へん危ない話や言う手やめた人かてぎょうさんいたはる!

そこは勇気があるかどうかだす、誰もしてへん事に勇気だして早いうちにのりだしたら、他と争わんかて済むんだす

商売の事に関してはあさの方が一枚上手なので、新次郎はどんどん土俵際に追い詰められて行きました

とうとうあさが宣言をします
うちは九州であろうが北海道であろうが、お家の為やったら行きます

あきれたのか新次郎は、はぁ~あ、なんや嫁さんやのうて男の衆と話してるみたいやわ
そういうと新次郎は店内にとっとと入って行ってしまいました

加野屋では新次郎が夜な夜な家を開けているので姑のよのが気をもんでいる
若夫婦の布団の周りには本がうず高く積んであるとか
お針子まで奥に追いやられてますとか

なんとあの犬張子まで埋もれています
女中が若夫婦の現状を報告する
うちはいけずな姑でしょうか?
大旦那の正吉に泣きを入れる

大番頭の雁助と中番頭の亀助達に
新次郎が毎日通っているおなご(女)はんの事調べてくるように命令をするのでした

一方夜な夜なでかけてる新次郎は何をしているのでしょうか?
どうやら三味線や謡にふけっているようです

わて浄瑠璃は「なもなもなもなもなもなもなも言うてもて猫が鼻風邪わずろたみたいにみたいになってしまいますのや」
美和があんたさんの「なもなもなも」聞いて見たいわぁ~と言うと
新次郎が聞かしてあげまひょか?
おどけてみせる

「なもなもなもなも」と美和の耳元で色っぽく囁くと
イヤや~とこれまた美和も色っぽく言う
新次郎に耳元で囁かれて、嬉しそうな楽しそうな美和でした
この美和と新次郎は一体、師弟関係だけなのでしょうか・・・
時々、男と女の匂いがするような気がします

【浄瑠璃とは】三味線を伴奏して語る
詞章(詩歌や瓶yそうの総称をいう、謡物・語り物の文句の事)を語る劇場の音楽や音曲です
歌うではなく語るので語り物と呼ばれる

新次郎が謡う(唄う)のとは違うため
単調な「なもなもなもなも」となると言っている

その頃、東京の五代才助は大久保にある決断を伝えていました

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