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あさが来た 井原西鶴の金持ちになれる劇薬とは・新次郎が語る浮世草子

今井家中のお金をかき集めて算盤を弾くあさ、ああお金が欲しおますなあぁ

こないとこでそないな話やめてや

寝てる場合でないどす

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そこで新次郎が
井原西鶴にこないな話があったな

貧乏な男が金持ちに貧しさとを治す薬はないかと聞きにきた
するとその金もちは
早速長者丸(ちょうじゃがん)という妙薬の作り方を教えてくれた

あさ起き5両

家業が20両

夜詰8両

始末10両

達者7両

この合わせて50両を粉にして朝夕飲むからには長者になる事疑いなしとな

せや確か・・
この本や
とあさに本を渡す新次郎

読んでええのどすか?
おおきに

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本をあさに与えてそそくさと逃げていく新次郎

旦那様。先ほどのお薬の話には続きがありました

もう読んだんか?
へえ
あきれる新次郎

はい
男子が囃子芸を習う事茶の湯をすること
日中から風呂に入る事これらは毒薬よりも恐ろしいものなので
心の中で思うことさへならぬ
と書いてありました

どうやら新次郎は三味線の稽古か唄の稽古にでかける様子

おはようお帰りやす
新次郎にお辞儀するあさでした

はあ~
かなわんな~
一本取られた新次郎でした
それでも出かけるとはいやはや・・・

井原西鶴とは・・・300年前の超人気作家でした
寛永19年(1642年)大坂難波に生まれました本名は平山藤五という説がある
俳諧師として名を成しました
15歳の頃から俳諧師を目指していました
浮世草子というジャンルを作りました
代表作は好色一代男・日本永代蔵・好色五人女・世間胸算用など

浮世草子とは・・・江戸時代の前期から中期に行われていた小説の一種です
約80年にわたって上方中心の現実主義的で娯楽的な町人の文学でした

日本永代蔵とは・・・副題は大福新長者教・・・町人が勤勉で倹約、才知により富を得た話が軸としている、他には富に至った後には没落していった話など全てが富に関する世相を描いています

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