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あさはさんまやかつおと同しやで~・心配な姉ちゃんはつは笑われへん

達者で生きっくやんせ、薩摩言葉で新次郎を諭すあさ

あさが方言を投げかけ、いそいそとでかけようとした新次郎が立ち止まった
「世ん中はこいから大きく変わっで」・・・と前に変わった格好の男はんが言うてはりました

この立派な加野屋かてもし戦いになって、もし徳川様が負けでもしたら、達者に無事にいてられるかどうかわからしまへんやろ

新次郎はあさをたしなめただけで、身を入れて相談に乗ってくれないので、あさは雁助が蔵にはいった機会を捉えて質問攻めにしました

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雁助は明らかに迷惑そうだ
貸しては返してもろての商売でおます

いつも千両箱がつんであるわけやあらしまへん
それに千両箱はのうても、ちゃんと大名貸しの証文は積んでございますよって

証文?はぁこの紙が証文だすか、しょうもんとは何だす
雁助はあさの疑問に一つ一つ答えていたら日が暮れるとげんなりしてきた
お金の仕組みなんぞ若奥さんは一生知らんかてええことだす
なんも心配ないどす

こんなん鼻紙にしてち~んとしたら・・
あさは心配でしょうがない

蔵の近くでは少し前から正吉と亀助がいてあさと雁助のやり取りを聞いていたが
証文が鼻紙にしてチ~ンとしたら・・と真似してみる

一方山王寺屋の朝、姉のはつは朝ごはんを食べません
女中のふゆも心配しています
夫の惣兵衛も妻を気遣ってはつの部屋までみに来ます
朝ごはんを食べないはつを心配しています
何も食べんかって偽(ニセ)の文書く事なんかどもあらへん
そうか

やはりあさに届いた元気だから心配しないで良いというはつからの手紙は姑菊によって書かされたもののようです

心配する惣兵衛
せやけどなあ
お前はこの家の子産まなあかんのや!ちゃんと食べえ!
と言って障子を締めて出て行く

あさどないしょう!うちもう笑われへんと悲しそうにうつむく
はつは母に持たされたいた守りを握りしめる

はつをどうぞ守ってやってください

その頃の加野屋では
よのはあさの良からぬ噂を正吉に告げる
商売敵の両替屋さんや米会所まで足のばしてるとか

それを聞いた新次郎は
さんまやかつおと同しやで・・・と正吉に耳打ちする
泳ぎ続けてないと死んでしますんどす

何の事か分からない正吉とよの
なんやのそれ~
秋刀魚や鰹だなんて
笑うよのでした

その頃あさは新次郎に借金の取り立てに行きたいと相談する
取り合ってくれない新次郎さん
これが最期のお願いだす

あさはイライラが爆発しそうで立ち上がって四股を踏んだ
せや!旦那様、これが最期のお願いだす、うちと相撲を取ってもらわれしまへんやろか
いやや、それだけは堪忍してな!ほんましゃあないなぁ
ついに新次郎はあさに押し切られた

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正吉の前にあさと新次郎は神妙な顔で座した、あさは大福帳にあった膨大な借用書や証文を見直し、宇奈山藩に目をつけていた、何十年、何百年と長く信用第一の取引をしてきた大名家や諸藩の中にあって宇奈山藩はほんの十年前からの付き合いにすぎない

期限をとうに越えてんのに加野屋と付き合いがはじまってからまだいっぺんもお金を返してもろておりまへん、それに他のお店からもお金を借り続けているみたいで

そこまで調べてたとはなあ
感心する正吉
正吉は唸った、あさの熱心さは賞賛に値する、命がけで新選組と対峙し雁助を追い掛け回してでもお金の仕組みを知ろうとした

一軒無謀に思えるあさの行動は商いを学びたいという意欲につきうごかされていて、学んだ知識はこうして店を守る為に役立っている

やってみなはれ
耳を疑い驚く新次郎を尻目に
とうとう正吉が折れた、ただし宇奈山藩だけだと釘を刺した

新次郎!やっぱりあんたはサンマやカツオやなぁ~
いつもザアザザアザ泳ぎ続けてるだけでないで

その間に大きな口を開けて泳いででますわ
泳いでるだけでないわぁ~

新次郎は面食らいました

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