あさが来た新選組福長 土方歳三役の山本耕史がかっこいい
参上!「待たせたな」大河ドラマと同じかつらと衣装と名セリフで登場!共演以来の親友である香取慎吾もおじゃMAPでサプライズを!一方鬼の副長に借金は返してくれるのかと問うあさに一同足がガタガタ
幕末京都の治安維持にあたってその厳しさから人々を震え上がらせた「新選組」鬼の副長
凄腕の剣豪、幕末再興の為に資金を集める為に奔走しました
あさがいる加野屋にも表れました
新選組福長、土方歳三だ、夜分にすまない
傍らにいた大石 鍬次郎が血判による押印入の証文を置いて4百両もの大金をすぐに用立てるように求めてきました
幕府再興の為に必要なお金だと、土方歳三、大石 鍬次郎ともにとても高圧的な態度でした
あさは最初物陰からこっそり成り行きをうかがっていましたが、正吉たちが金の準備を始めたのをみてこわごわお店に出てきました
誰もが恐れる土方歳三を前にしてあさがとった行動とは
あのぅ、さきほど土方様は幕府再興とおっしゃいましたが、もし幕府に何かあったららその400両ほんとに返してもらえるんでしゃろか?
何?
いえ、両替屋は信用が何より大事でして、それであなた様を信用してよろしいのかと思いましてあさの大胆すぎる質問にあさに店の信用の事を教えた張本人の雁助は頭を抱えてしまいました
その言葉に
おのれ、新選組が信用出来ぬと言うのか?
大石 鍬次郎が刀の鞘に手をかけてすんでのところで土方歳三が制しました
隊士たちはいきり立ちました
刀に手をかける者もいました
正吉が、あさちゃん謝りなさい!今すぐ謝りなさい
はよ!
命あっての物種です正吉はこの危機をなんとか切り抜けようと謝るよう言いました
あさはぶるぶると震えながらも声を上げました
謝りまへん
刀と信用は真逆のもんだす!
「うちはお金を返してくださいますかと聞いてるだけだすうちはこの家の嫁や、この家を守る事が嫁のうちの務めだす」
あさは泣きそうになりながらも、決して泣くまいと気丈に振る舞いました
新次郎はあさを後ろ手にかばうと土方達の前に膝を折ってあさの代わりに詫びを入れようとしました
これはわてのよめだして
えらいですぎたことを
土方歳三は少し苦虫を潰したような顔をし
苦笑しながら
いい女だな!
女だてらに新選組を恐れぬとはたいした度胸だ
大変な嫁をもらったものだ
そうい言うと土方歳三はあさに向き直り
おいご内儀、むろん返す・・・・・命があればな
土方歳三はあさの度胸に感服して金を受け取ると微笑み店を出て行ったのでした
※新選組が加島屋にあてた借用書が残されています
借用人は土方歳三、奥書に近藤勇の名前が記されています
日付は慶応3年12月
幕府滅亡前夜のものなので借入額は400両(現在の約2千万円)と新選組にしたは少ない額です
翌年5月が返済期限でしたが、返すつもりはなかったでしょうし、加野屋も返ってくるとも思っていなかったでしょう
土方歳三と目が合ってあさは腰から力が抜けてへなへなと床に崩れ落ちました
あさは腰を抜かしてる
腰をぬかしてしもうた
新次郎が介抱します
新次郎は店の戸締まりをしてあさと一緒に離れへいきました
ほんまに肝を冷やしたわ
あいては気の荒いおぶけさまやで
お手打ちにされても仕方ないで
新次郎は声も荒げずに諭すように話しかけます
せいな
その口にはわてが蓋をしてやらなあかんな
思わずキスをする新次郎
今のなんです
わてがまちごうてました
あさちゃんのことまだまだこどもやと思てたけどとんでもあらへんあんたは芯のある大人のおなごはんや
惚れたしもうた
わてと夫婦になってくれ
もうめおとだす
俳優の山本耕史さんが、9月28日にスタートしたNHK連続テレビ小説「あさが来た」に新選組副長・土方歳三役で出演することが10月1日、大阪市内で発表されました
山本耕史さんは2004年の大河ドラマ「新選組!」でも土方歳三を演じており、関係者によると、大河と朝ドラで同一人物が同一の役柄を演じるのは極めて異例だとか、もしかして初めてなのでは??
11年ぶりに大河に続き朝ドラでも同じ土方歳三を演じます
山本耕史さんは「新選組!」の土方歳三役でブレークしました、2006年に続編の「新選組!!土方歳三 最期の一日」が放送されたほどの大当たりの役となりました
NHK大阪放送局の佐野元彦エグゼクティブプロデューサーによると、「あさが来た」のモデルになっている両替商の広岡家(ドラマでは白岡家)に新選組が借金を求めた証文が残っていたことから、土方歳三役として山本耕史さんににオファーすることを決定したという
今年の年明けから3~4カ月にわたる交渉の末、出演にこぎ着けたというから執念がスザマシイ
土方歳三の出現はヒロインであるあさ(波瑠)が嫁ぎ先の加野屋家に認められるきっかけとなる役回りとなります
山本耕史さんは以前「大河ドラマ『新選組!』で土方歳三を演じた時と同じ衣装、同じ鬘(かつら)を身に着けて、今回『あさが来た』に出演できたことは懐かしくもあり、楽しい体験でしたとコメントしています
衣装やかつらは「新選組!」で身につけたものだという、山本耕史さんの体形は11年経過した現在でも衣装にピッタリだったそうです、佐野元彦エグゼクティブプロデューサーは「フィットネスのたまものですね」と舌を巻いていたそうです
その体型を維持できているのが素晴らしいですね
土方歳三
天保6年(1835年)5月5日生まれ
武蔵国多摩郡石田村(現在の東京都日野市石田に)生まれる
農家、土方隼人と恵津の間に生まれた10人兄弟の末っ子である
実家はお大尽(おだいじん)と呼ばれる多摩の豪農でしたが父親は歳三が生まれる3ヶ月前に結核で亡くなった
母も歳三が6歳の時に結核で亡くなってしまった
長男が失明していたために次兄夫婦に育てられました
村ではバラガキ(触るといたいいばらのような乱暴な子)と呼ばれました
奉公に上がってもすぐに喧嘩をして実家へ戻ってきていたという
姉ののぶがっ姉弟の従兄弟である佐藤彦五郎に嫁いでおり歳三は五郎宅へ頻繁に出入りしていたようだ
命を狙われた事のある彦五郎が試衛館の近藤勇と義兄弟の契りをむすんでおり、道場に来ていた近藤と歳三はであう
文久3年試衛館の仲間とともに将軍徳川家茂を護衛の為に浪士組におうぼして京都へ行く壬生浪士組(みぶろうし・新選組の前進の集団の事)の活躍がみとめられて新選組が発足する
東京都日野市の金剛寺は土方歳三の菩提寺
境内には土方歳三のの銅像や殉節両雄の碑があります
土方歳三のお墓は愛宕山石田寺(あたごさんせきでんじ)にあり末寺のひとつである