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あさが来た 新次郎はんから恋文が光源氏みたいなきれいな字の内容は

待ちくたびれた~加野屋の一大事に正吉親子から今井家に手紙が届く

山王寺屋の惣兵衛と菊の親子が帰って一段落
さっき届いた手紙を読んだ忠興
あさに
新次郎さんは今日は来られへんらしい

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加野屋のご主人から手紙や
なんでも都合が悪なって暫くこっちには来られへんようになったらしい

加野屋はん何かあったんやろか?
さっきの山王寺屋の菊も忙しそうやと言って帰ったのが気になる

な~んや来よらへんのか~
今日新次郎さんが来ると楽しみにしていたあさ
姉には惣兵衛さんが会いにきたから今度は新次郎さんやとばかり思っていたのです

ふくれっ面を見てはつが笑う
暗い顔をしていたはつが笑ったのでうれしいあさ

そんなぷーたれた顔するからや
あさはほんまに今日を楽しみにしてたんやなぁ
そんな事ないわ!あさは反論するが

昨日の夜もな楽しみにして
なかなか寝つかれんからって逆立ちしてたんや
もう~
やめてえなお姉ちゃん・・・うめもぉ~

あさ
こっちはおまえにや

新次郎さんからや
あさに手紙やなんて
びっくりぴんや

失礼致しますと大きな声で言ったかと思うと
嬉しそうに手紙を抱いて
廊下をドタバタと走り去る

部屋に戻り
お姉ちゃんお願い、一緒に見て!

へえ~綺麗な字かかはる~
ほんまや~光源氏みたいな字
うちの太ったみみずみたいな字とは大違いや

光源氏(ひかるげんじ)とは紫式部が書いた源氏物語の主人公で架空の人物ではあるが様々な実在の人物をモデルとする説がある、平安時代きってのプレイボーイと称されている

「ご機嫌よくお過ごし遊ばされ候や、文して左右伺いたく候
手前ごともぶじにくらしており申し候あいだ、ご安心さるべく候
新次郎。おあさ様」
(ごきげんよくおすごしあそばされそうろうや、ふみまいらせてさゆうおうかがいそうろう、てまえどもぶじにくらしておりもうしそうろうあいだ、ごあんしんされたくそうろう)

これだけ??
ええなぁ
あさが元気に暮らしているか、気にしてくれはるやんか

そうなん??
あさも早く返事書かんと!はつがせかす
こんなに素敵な恋文もろうたんやさかい

えええコレ恋文なん??あさは恋文と聞いて驚く
はぁ~嫌やぁ~初めて見たわぁ本物(ほんまもん)の恋文
嫌やぁそんなん言わんといて恥ずかしい
珍しく恥ずかしがるあさでした

ええなぁ恋ふみと女中の「ふゆ・清原果那」まで廊下で聞いていてワクワクしている

何の手紙なのかさっぱり解かってなかったあさ
姉のはつに言われて初めて恋文だと理解する
しかも返事を書くなんて思いもよらなかった

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その頃
新次郎のいる野屋では

母親の白岡よの(風吹ジュン)が泣き崩れている
兄の正太郎が病気で床に伏せているのだ

正太郎さんが
肺の病でだいぶ悪いみたいで
あんなボン(新次郎)が継いだら店が潰れてしまうがな

大番頭も心配する
雁助は飯を食べるのが早い
中番頭の亀助
丁稚の頃から働く二人は加野屋の実務を一手に引き受けるやりての番頭達です

加野屋の長男の病状が思わしく無いと聞いて
ここでもし跡取りの正太郎さんが亡くなると店の存続にかかわると中番頭と大番頭は噂しあう
お店の中にある神棚にひたすら祈願する

新次郎さん
どこへ行くんですか?
どこでもええやろ!

だいだい兄貴みたいな良い奴が早死するんやったら
わてなんかとうに極楽いてなあかんで
そう言い残してどことはなし
でかけてしまう

舞台は恋文をもらった今井家の台所にもどる
いっぺんもろてみたいわぁ
それがえらい綺麗な字なんやてぇ~

店では恋文の話題でもちきりです
大いに盛り上がっています

不安な顔をしているはつ
あさに恋文がきて何か感じる事があるのでしょうか

あさ!恋文もろうたて本当か?
おじいちゃんまで駆けつけました
嫌われたくないと思うてるんか?

お爺ちゃん来てた??

ええやないか
なんぼ下手でも一生懸命書いたらええねん
アドバイスしてくれる祖父忠政

そないゆうたかいて
簡単に書けないでいじけるあさ

わしかて若い頃はぎょうさん書いたもんや
誰やったかいなぁ

いつの間にかいなくなったはつを探すあさ
はつを探し当て、見つけてぎょっとする

やっとみつけたはつの目には涙が・・
おねえちゃん

何でもない
目にゴミが入っただけや

何でおす?
何で?

何でなんでばかり言うてばかりいたらあかん
そんなん言うてらた新次郎さんに嫌われてしまうでぇ~

そやけど
やっぱり白蛇はんにおよめに行くの嫌なんやろ?
そんな事ない・・

何でやろ
なんでか涙が時々涙が出てしまうだけや・・・
そやけどやな

あさと一緒にいるとなんでか自然に笑える
そやさかい心配せんといて

そんな~
そんならお姉ちゃんが笑ってくれるんならなんでもするで
そやから泣かんといて
変顔をして笑わすあさ

ほやさかい泣かんといてお姉ちゃん
おおきに
もう大丈夫や

それにしてもあさは良かったなぁ
お相手が新次郎さんで

うちの許嫁が新次郎さんやったら良かったのに
堪忍(かんにん)

こんなこと嘘でも
言ったらあかんな
はつの本心を見たような気がする

あさの幸せを願うはつ
それにつけても新次郎が季節ごとにあさに会いに来てくれたり
来れない時には恋文を届けたりと細やかな心配りが羨ましい

はつの許嫁は目が細く何を考えているのか掴めない白蛇のようなお人惣兵衛
姑の菊も意地悪そうで嫁入りが近付くにつれ心細くなるばかり

あさは忠興爺ちゃんと碁を打ちながら
母の梨江に言われた事を思い出す

あんたは本当はな?山王寺屋さんの惣兵衛さんに嫁ぐ事が決まってたんや
はつには一生内緒やで!

なあお爺ちゃん
うちに文の書き方教えてくれへん??

えええ?どないしたんや?
あさは一大決心して新次郎さんに手紙を書く事にしたようです

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