あさが来たはつの許嫁の惣兵衛の母親菊（萬田久子）はいじわる
４年振りに来た惣兵衛に姉のはつの為にと思い切ってお願いをしたが
はつにさんざん訳ありやったりてなことあらしませんやろな？
とぶしつけな質問をした菊（萬田久子）は本当にいやらしいというか姑根性という腹立たしい
姉のはつが山王寺屋の菊から色々と言われた事について廊下で聞いていたあさは握りこぶしをわなわなと震わせていた
そこで惣兵衛にお願いをする事にしました
冷たい白蛇のような目で見られても一つだけなんですとお願いをする
姉のはつに笑って欲しいと願い出たところその返事がなんと・・・
なんでわしがお前にそないな指図を受けなあかんのや？
はぁ？（あさ）
はつはお前よりはまだましやな
お前みたいなでしゃばり、男はみぃんな嫌いじゃ
めしでも炊いとれ
不気味な笑い
新次郎はんも気の毒なこっちゃなぁ～
姉ちゃんの事を辛気臭いやなんて
腹が立つわ
うめが声を掛けるが耳に入らない様子です
あんな白蛇はん投げ飛ばしたらよかった
悔しがるあさ
菊と惣兵衛の親子が今井家から帰える際に
ほんなら婚礼の日を楽しみにしておるさかい
ほんでも加野屋さんでは
お忙し事がおありのようでだすけどなぁ
お忙しい？
忠興が聞き直すと
まあ噂どすわと
意味深な言葉を残して帰ってします
帰り際にはつをみつめるが相変わらず冷たい白蛇のような顔の惣兵衛
梨江は初めて会ったけど癖にあるお姑さんどすなぁ
旦さんの言う通りどしたわ
そうやろと忠興がいう
以前忠興が大坂から帰ってきた時
に言っていた通りで
菊は癖がある姑である
この先のはつの気苦労が思いやられると感じたのだ
大丈夫か？はつ？
母親の菊に聞かれて
へえと浮かない返事のはつ
そこへあさが乗り込んでくる
ほんまにおねえちゃんはあんな人のお嫁はんにならはるんですか？？
あさが問かける
あさ！なんちゅう事いいはるんえ！
母親の梨江が諭す
あのお方は・・とはつの事を辛気臭いと言った事を押し留めた
辞めてとはつがあさに釘を刺す
はつが言うのではもうこれ以上言うこともできず
さっきの出来事をそっと胸に押し込んだあさでした
