あさが来た 着物姿が艶やかはるとあさ子役達の帯と着付けが気になります
豪商のお嬢様の着物が豪華で普段着に振り袖を着ているなんて!裾を引きずるのが流行だったんですね、黒襟は掛け衿だったんですね、これもトレンドだったのでしょうか
今回の朝ドラの魅力の一つに普段は見られない日本の伝統の美しさがあります
朝ドラの枠内で時代劇をするというのはとても大変な事だそうで、出演者全員に着物を着つけてシーンを変える度に衣装を変えているそうです
日に30~50回の着付けをこなしているとか
ヒロインの波留さんだけでも10回以上着替える事があるそうです
本当に役者さんて大変ですね、役者さんを支える方々も本当に大変です
着物の裾を引きずる着物姿
一番視聴者の方に見て欲しい部分という見どころがあります
ドラマ2週目までに見られるこの時代ならこその優雅で裾を引きずる着物姿だそうです
上流町人の娘さんが振袖を普段使いにしている様を表現しています
私達現代人の感覚ですと振り袖というのは成人式に初めて来てその後は結婚するまでの間にどなたかの結婚式などにお呼ばれして披露宴などで着る特別な着物という思いがありましたが、昔の京都での上流町人の娘さんは振り袖を普段使いにしているのですね
庶民が着ている着物とは訳が違いますね
特に今井家は豪商の設定ですから豪華絢爛ですね
その様子を表現したのが衣装の担当者さんがとても努力を求められていると感じた部分だそうです
着物の衿が黒いのは江戸時代町人の間に流行りました
黒い掛衿も江戸時代の後期に流行したとかで「あさ」が着る赤の着物にマッチしていました普段着に着物を着ているだけあって着物を大事に着ている事を示す意味もあったそうですね
掛衿というのは衿の汚れを目立たなくさせています
あさの時代に着物を洗うのは相当な手間でしたので、汚れが目立たないように黒衿を掛けていました
汚れた場合には衿だけを外して洗います
衿の生地が傷むと新しい衿に付け替えます
帯の一部が黒い?
あさが来たであさが着ている着物の帯が少し不思議です
締めている帯上の部分が黒く帯状に成っています
管理人も着付けなどを習っていた事がありますが、こんな帯は見た事がありませんでした
どうやら昼夜(ちゅうやおび)と呼ばれる表と裏の生地がいがう帯だそうです
表は鮮やかな色彩の帯なのですが裏地は真っ黒でした
裏地の黒い部分の上の方を折り返して帯として締めるのだそうです
江戸時代の終わりに町人の間で流行ったとか
着付け
子役のお嬢さんが普段着慣れたようにしゃんしゃんと動きまわっている姿とても可愛いらしかったですね
帯もとてもお洒落な結び方で、後ろで長くタレている感じで若々しさが出ていてが帯の美しさを楽しみて良かったですね
日本髪もとっても似合っていて楽しんでテレビが見れました
波留と宮﨑あおいの着物姿もとっても素敵でした
私もあんな素敵な着物を普段に着て見たいと思いました
着物は見るのが大好きなんです
あさが来たでは着物選びのコンセプトはキャラクターの色訳をわかりやすく表現したそうです
ヒロインのあさは元気な赤や橙をつかった暖色系
慎ましく控えめなはつには上品な青色を使った寒色系
着物の色に役柄の個性を反映させているそうです
この色分けをしてあさは明るい濃い目の色味はつはやや薄い感じの色味を使用しています
家柄によっても着物の色を変えています
今井家は上品なイメージに
加野屋はメインの舞台に成るのでいろいろな色味に
山王寺屋は少しキツ目の色合いにいやらしい感じを狙ったそうです
その他新次郎の三味線の師匠である美和さんは他の人たちが来られないような粋な感じを出しています
女中さんたちにはしましま模様や格子模様をつかって女将さん系の人物とは差をつけているのだとか
着物選びで時に気をつけた点は男性の着物だそうです
ヒロインの許嫁の新次郎さんの着物については良く考えられたそうです
お昼にお店に座っている説きには上下が対になっている着物を着せ夜遊びをする時には違う色味を組み合わせたそうです
現代でいうとことの働いている時にはスーツ
遊び着にはジャケットと着る物をTPOに合わせているそうですです