まれネタバレ最終回脚本家篠﨑絵里子が語る徹のモデルは筆者の父でした
最終回までの秒読み開始となり今後の話の展開が気になる人へ
篠﨑絵里子さんが約2年がかりで脚本を書き終えました
まれはこれまでの連続テレビ小説よりも登場人物が多く色々な人が色々な立場で夢や仕事や恋愛や家庭について語ります
「まれ」のドラマの一大テーマは父と娘の物語でした
主人公の希に託していた「理想の家族」徹ちゃんのモデルは実は篠﨑絵里子さんのおとうさんでした
脚本家篠﨑絵里子
1967年9月生まれ
神奈川県出身
連続テレビドラマ「婚姻関係」脚本家デビュー
代表作に「クロサギ」「胡桃の部屋」「紙の月」など多数あり
2009年には「Tomorrow~陽はまた昇る空で第17回橋田賞を受賞
「まれ」のストーリーや登場人物についてはNHKの番組プロデュサーが篠﨑絵里子さんが2008年に出版した「転がるマルモ」という小説
徹のように駄目な父親がいて家族が大阪から横浜に夜逃げをしてくるというストーリー
まれでは夢ばかり追いかけてい父親に何度も裏切られて、夜逃げ同然で能登にやってきた少女を主人公にする事になったとか
原作者の篠﨑絵里子自信がなんと小学生の頃にお父さんのせいで夜逃げをした事がある
篠﨑絵里子さんのお父さんは会社勤務のサラリーマンですが妻に内緒で消費者金融からお金を借り続けた結果、両親の間で諍いが絶えず、業を煮やした妻は娘の篠﨑絵里子と1歳年上のお兄さんを連れて篠﨑絵里子さんのお父さんの転勤先だった大阪から故郷の横浜へ夜逃げをするかのように戻ったそうです
その後両親は離婚へ、篠﨑絵里子さんはその時以来、お父さんには会っていないそうです
篠﨑絵里子さん自身の体験がベースになっていた「まれ」
その時の体験を本にしたのが「転がるマルモ」という小説、ただこの小説はひと夏だけの話なのでその後の家族がどうなっていくかまでは書ききれていなかったとか
篠﨑絵里子さんの中ではお父さんとの関係を整理することはできても消化する事まではデキなかったそうです
いつかどこかでお父さんとの関係を整理し消化しようと思っていた時に巡ってきたのがNHKからの連続テレビ小説の話だったとか
「まれ」には夢嫌いだった子供がパティシエ世界一を目指すように夢を追いかける女性の物語です篠﨑絵里子さん的にはもう一つテーマが有り、父親と娘の関係を色濃く描きたかったとか
脚本を書き始めた時に希の父親約の大泉洋さんが演じる徹に篠﨑絵里子さんのオ頭さんの姿を投影させようと考えていたのに書きすすむうちにどうでもよくなり結局、お父さんと篠﨑絵里子さんの関係は今も尚、未完のままになっているそうです
大きな夢を持ち続ける父親という設定、昨今の暗いニュースばかりのこのご時世、すこしでも「夢をい持つ人を応援」したり「夢は必ずかなう」という言葉そ後押ししたいという気持ちがふくらんでいるそうです
現実、いくら努力しても実現しない夢は沢山あります、それでも「まれ」を通じて「夢」というものをすっと違う角度から考えてみたいと思ったそうです
篠﨑絵里子さんは夢を持つ事がまず大切で、「夢を持って生きている人」とそうでない人では年を重ね50代になった時に人生が大きく変わっていると考えているそうです
それは「まれ」の脚本描くにあたり自分自身の人生の中でもずっと続けられるものが結局は夢なのではないかという結論に辿り着いたそうです
「まれ」の中の徹ちゃんは努力して働く事をせずに、大きな夢ばかり追いかけた結果、自己破産を2回も経験してその度に失踪している
希や希の家族にとっては家族ばかりかまわりの人達にまで迷惑ばかりかけている存在です
それなのに、徹ちゃんの家族は徹ちゃんを切り捨てたりしません、何があろうと切り捨てない「理想の家族」なのです
徹ちゃんみたいな人は普通はとっくに離婚されてもおかしくない状況ですね、現に2回目の失踪の後に文さんも藍子さんに徹の事はもう(探さなくても)良いのでは?見切りをつけたらどうか?とアドバイスしていましたよね
「まれ」最終回までは忘れ掛けていた希の「夢」である世界一のパティシエになるという夢に向かってどうなるのか
2度めの失踪をした父親である徹ちゃんは戻ってくるのでしょうか?もし戻って来たとしたらその戻り方に注目したいろころです
その昔「夢」だ大っ嫌いだった女の子「希」が自分の家族を持った後、子供や家族の後押しにより「夢」に向かって挑戦する姿を最終回まで見続けたいものです