まれタルトタタンを焼いて旨い！いっぱい失敗は成功やと諭す匠の反応は？
文さんたら今度は希の一生という紙芝居を読み聞かせます
お母さんになった希は世界一のパティシエという夢を思い出しました
これからどうなるのでしょう・・・
お母さんと妹と一緒にクッキーを焼こうと型抜きまでしたのに
ちょっと卵入のボール（クッキーの上に塗る為に割ってありました）
を落とした位で自信を無くしている匠
もういいわ
僕失敗するさけ
自信なさげな表情に何も言えなくなる
昼にあった出来事を圭太に報告して思い悩む二人
ところがここで、洗濯物をたたんでいた希と圭太にトラブルが発生です
歩実が気に入ってこの間から身に着けているハートの漆のペンダント
洗ってしまい困る希
つかさずコレは駄目や使いもんにならんわ
圭太がこれ幸いと作りなおさないとダメやをペンダントを希から取り上げる
なんとも無いペンダントを見て不審に思う希
歩実が見つけた時も変やと思ってた
何かあるんけ？
とうとうバレてしまた
観念した圭太が一子の為に作った事を白状する
ホーッ！
一子がどうとかじゃないやろ
昔の彼女に作った物を娘に付けさせてがけ？
信じられんわという顔の希
必死で弁解して誤解を解こうとする圭太です
娘に好きで（身に）付けさせてるわけじゃ・・
そこへ歩実がペンダントを探しに来る
希はポケットに入っとったよと手渡す
何にも知らない歩実は
学校にペンダントを持って行ってみせたらしく
クラスメイトに良いなあって羨ましがられた事を得意そうに話す
うちこういうの作りたい
漆教えてね！
おう、漆教えてくれるぞ！
歩実の頭をなでてホクホク顔の圭太
やると！漆
これで跡継ぎができたと密かに思う圭太
ケガの功名やね！
ケガの功名
ほういやあったなぁそんなケーキ・・・
閃いたまれでした
次の日家族でプチ・ソシエールでケーキを作る事になりました
何やらら希と圭太で企みがあるようです
何にも知らない双子の兄妹
美味しい林檎のタルトを作る事になりました
じゃんけんをしながら喧嘩をしないように林檎を焼く段取りをする
型に敷き詰めたリンゴに砂糖を振りかけていよいよオーブンで焼きました
出来上がったとワクワクして取り出すと飴色のリンゴが出てきました
ところがこの飴色のりんごをみて希が大げさに失敗やと言う
お父さん～まちごうとる
えーっ？？
子供たちも驚きの声を上げる
林檎の前にコレ詰めてって言うたがいね～
パイの生地を丸くこねてあったのにリンゴの下に敷き詰め無かったと希がガッカリしたように言う
あっ！忘れとった
失敗してししもた
大げさに圭太が言う
心配そうな双子たち
希がリンゴの上にかぶせてもういっぺん、フタして焼こうと提案するが
匠はそんなん駄目やろ！というが
歩実もほうや！同調する
解らんけどやってみよ！なんとかなるかも知れんし
圭太もほっやな！やってみよう！とフォローする
みんなでおいしくなりますように！
美味しくなりますように！
おいしく成りますように！
合唱してお祈りする
次の日、桶作家でおやつとしてみんなにリンゴのケーキを振る舞う
昨日のお菓子上手いことできてる
コレ失敗なんよ（歩実がバラす）
リンゴだけ先に焼いてしもうたん
あらほんなら失敗なら食わんとくかぁ～
と文さんが言う
え～食べてま～
まんで旨いがいね～このケーキ
藍子さんも絶賛する
一徹もなんで失敗なん？
徹志も旨い
まんで旨いわぁ～
どうけ？匠と歩実は？
旨い！
こえはあれやね
林檎や直接焼いたさけ味が凝縮されて甘みが増したんね
ほんなら～失敗して良かったっちゅう事やね、藍子さんもフォロー入れる
失敗のおかげや
うなずく匠
ほんならお父さんの手柄か？
悔しいけど・・ん～今日のところはほうやね
どういう魔法け？
気になるみのり
本当に失敗からできたお菓子なん
タルトタタンちゅうてタタンさんちゅう姉妹や間違ごえて林檎だけ先に焼いてしもうて慌てて慌てて生地をっちゃあ上からかぶせて焼いたら、まんで旨いがになっとって町中で評判になったちゅうお菓子
へぇ～
旨いけ？元治さんも聞く
うん！元気な声が弾む
ほんなら変顔
子供も圭太も希も変顔をする
最近変顔づいている希たちです
匠
失敗っちゃあおとろしよな
お父さんも匠に失敗してしもうたやろぉ
ほんでも失敗するたんびに少しづつ、良いお父さんになってくさけ
匠もやりてぇ事あったら失敗してもいいさけちょっこしやってみんけ？
失敗してもいいの？
ほうやよいっぱい失敗していげんよ
希も母親らしい声をかける
おっぱい？
歩実が聞きちがえてる
おっぱいじゃのうて失敗！と圭太が訂正するが
失敗おっぱい
おっぱい・・
いっぱいや・・・
いいわいね失敗おっぱいで
なんでもどんどん言ってみよ
失敗おっぱい
失敗おっぱい
失敗おっぱいの合唱になって
匠に笑顔が取り戻せました
このまま匠が自信を取り戻せますように
