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まれ!だらくそだけが能登弁じゃない?評判「のと方言」まとめました

たかしもまれに「言わんが?圭太に」と能登方言を喋った

朝ドラまれで登場する輪島方言の意味をまとめました!かわいいと評判ですスマホなどワンセグでTVを見ていると字幕も出てきます

耳で聞くだけでは聞き流してしまう輪島方言を字幕放送で見ると何度も見返したり聞いているうちに輪島方言が習得できるでしょう能登言葉で能登のやさしさ温かさを感じとっていただけたら幸いです

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【挨拶】
ごめんいぇ・かんにんいぇ→ごめん
おおきにいぇ・ありがとういぇ→ありがとう

【名刺】
とうと→だんな・おやじ・父親・おとうさん・おっさん
かあか→女房・奥さん・母親・お母さん・おばちゃん
めぇもん・まいもんや→美味しいもの
ごっつお→ごちそう
だいどこ→台所
がんち→かに
ぎゃっと→カエル
だら→ばか・馬鹿・バカ
くそだら→大ばか・だらよりもっと強くばかと言いう時に使う
だらぶち・だらぼち→ばかもん(優しさをこめて)

【動詞】
あたる→もらえる
なごーなる→横になりくつろぐ事
なぶる→触る・いじる
ねまる→座る
ほ(お)る→捨てる
かちまわす→何度もなぐる(手や足をつかって)酷く痛めつける

【副詞】
いいがに→良く・しっかりと・ちゃんと
ちゃっちゃと→テキパキと・さっさと・手際よく
ちゃべちゃべと→先走って・でしゃばる・ぺらぺらと
ちょっこし・ちょこり→少し・ちょっと
ひとつも→少しも

【形容詞】
まんで→とても・すごく・たくさん
いじくらしい→うるさい(まとわりつかれたりして)わずらわしい・うっとうしい
いちゃいけな・えちゃけな→可愛らしい・幼い
えざわりぃ→気持ちわるい・ぶきみだ
かちゃかちゃ→乱雑な・ちらかった・ばらばらな
だだくさな→雑然として整理の行き届かない事・粗雑な不細工・いい加減・だらしない
ちきない・ちきねぇ→しんどい・苦しい・疲れる
どもならん→どうにもならない
はがやしい→悔しい・腹立たしい
まあそな→美味しそうな
よむない・よむねぇ→(物など)良くない・粗雑(人など)弱虫・頼りない・気が小さい・根性なし
わやくそ→むちゃくちゃ・めちゃくちゃ

【接続詞】
ほしたら・ほんなら→それじゃ・だったら・という事は
ほやさけ→だから
ほやけど→だけど

【慣用句】
こうてくだ→買って下さい
なしたぁ?(男)なにぃいね?(女)なんしたん?なにけ?(男女共通)→なに?どうした?
なんやいえ!なにゃいね!→なんだよ・なによ
ほうけぇ?・ほんとけぇ?→本当?
何いうとるげ?→何言ってんだ
や~・や~や→嫌です
なあも・なんも→(否定している)いいや・何も

【語尾・助詞その他】
~かいね・かいえ(男)~けね→~なの・~ですか
~がいね・~がいぇ・~がいや(男)→~じゃないか・~じゃないですか
~がけ→~のか
~かって→だって・~してから
~が(ん)→~ください
~け→~なの(疑問形)
~げ(ん)よ→~んだよ
~さけ・~さか→~から
~(っ)ちゃ→○○って・~を
~らち(らっちゃ)→たち(複数)・~など

方言指導の塩山誠司さんが作成された「輪島ことば集」より一部引用させていただきましたので「まれ」をテレビを見ていてわからない時にでも読み返して見て下さい

なお、「まれ」の中では圭太と一緒に弥太郎のもとで働く輪島塗職人を演じる役者さんです
圭太が弥太郎に破門にされた時も破門を解くように説得していた人物です

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・まれ出演者も能登言葉のとりこになりました(^o^)v
まれのお母さん藍子さん(常磐貴子)が夫の徹ちゃん(大泉洋)に愛想を尽かして言った『だら』は能登の女の愛情がこもっていました

・圭太(山﨑賢人)お気に入り・・・・・だら→ばか・アホ・・・馬鹿と言うよりも柔らかい響きが気に入っているとか、日常会話で自然に出る事があって、家族や友達から『今、圭太になってたよ』と言われるそうです、どうりで「だらくそ!ダラクソ!」のセリフがすんなり言えてる訳ですよね

・まれの弟一徹(葉山奨之)お気に入り・・・・ちきね~→疲れた
・一子(清水富美加)お気に入り・・・・・ほやさけ→だから・・・・能登弁が板についてきてついつい家族と友達『ほやさけ~」「ほやし~」と話してしまうそうです

まれ(土屋太鳳)お気に入り・は・・・まんで→とても・すごく・たくさん・・・スタッフの方々も気に入ってくださっています、若者言葉の『メッチャ」に代わって『まんで」を取り入れて欲しいですね

まれは横浜出ても今までと変わらずに能登弁を話します
普通は標準語で話そうとか美南ちゃん達に感化されて標準語になるものなのですが、全然都会に染まらないそれがまたTVを見ている私たちにはとても好感が持てます

横浜の方にはちょっこし解りにくい能登の言葉でしょうが希(まれ)ちゃんには能登弁で通して欲しいです
石川県は能登地方と加賀地方に県が2分されています、石川県民なのに能登地方の言葉で知らない事が沢山あります
さらに能登方言は口能登方言と奥能登方言に分けられます

奥能登方言は「まれ」の舞台になっている輪島市を中心にとして外浦と富山湾側の内浦で区別することができるそうです
もっと掘り下げると江戸時代に九州かの福岡から集団移住があったと伝えられる輪島市海士町(あま)の方言は九州方言の特徴がわずかに残っています

周囲の方言と異なる点も多いとか、ひと口に能登弁といっても地域によってかなり違うようです奥能登方言の特徴は「や」「げん」「わいね」「け」などがつきます「が」「げ」と言った濁音「あの~お~」のように分節の切れ目や文末が伸びて揺れます「ゆすりイントネーション」と呼ばれています

最初は「まれ」をTVでみていて中途半端な方言に聞こえていましたが、放送の回数を増やす度に能登弁がだんだん濃くなって、しかも難しい石川県の方言を使いこなしてくださって驚いているそうです

金沢市在住の主婦(70歳)も約40年前に京都から嫁いで来て「だら」など聞いた事もない言葉ばかりで馴染めなかった、約40年かけて身につけた方言を若い役者さんが短期間で覚えてスラスラ喋っているのには驚いています

イントネーションがなかなか難しいはずなのに先日も大輔に交際を断ったまれに「たかし」が「言わんが?圭太に」とたった一言なんですがいつも言葉を発しない二木高志も恐るベし能登弁をマスターしている雰囲気があります

まれと圭太の結婚が決まるまでの圭太(山﨑賢人)と弥太郎(中村敦夫)さんの「ワリヤァ~」「われが孫やさけ言うとるじゃないげ」とか「いやイヤ嫌やらんとゆうとるやろ」「いいがいねぇ~」

「輪島塗りを守るのはワレしかおらんげ」このやり取りはかなり迫力がありました

「まれ」を通じて輪島言葉など可愛らしいまんで優しい能登そのままの能登言葉(能登弁)がこれから益々楽しみです

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