まれのまんで気になる幸恵さんと魔女姫人形
幸恵さんが戻って来ました
藍子さんのパーティが終わったのを見計らった頃に幸恵さんがジュリアン(夫?)を連れて帰ってきました
ジュリアンがフランスから幸恵さんのお守りを持って来てくれたのです
それはなんと、20年前の「藍子さんの結婚式の時の披露宴の招待状でした」
35年分の言い訳を手紙にしたためて戻ってきてくれました
今が幸せである藍子さんには自分を置いてフランスへ行ってしまった母が許せなかったのでしょうが 幸恵さんが「後悔で眠れない夜があった」と聞いていかに自分に思いを残していてくれていかが解りました
幸恵さんと藍子さんの35年間のわだかまりは融けたように見受けられました、愛する人からの裏切りというのはそれだけ心の傷が深く、なかなか立ち直られないと思います
ただ、愛する人の心の中で自分が根付いていて想っていてくれた事が分かった時 やっぱり自分が想っていた通りの人だったと確信に変わって心の傷は少しづつ癒やされていくでしょう
幸恵さんが能登に行かなくっちゃ・・・・と考えたのは、根底に藍子さんへの深い愛
孫のまれへの深い愛が汲み取れます
それが実証されたのがキッチンウイッチ(魔女姫人形)の絵です、 幸恵さんがフランスで失くしてしまった大切にしていた品物、それがどうして徹が見つけてまれに買い与えたのか・・・運命の糸を感じました
今までしっくりしなかったナレーターの声も魔女姫人形が担当していると思うとしっくりくるのでした
「パティシエに戻るわ」
フランスから逃げて来た幸恵さんでしたがまたパティシエに戻る決心がついたようですねあんなに探していたキッチンウイッチをまれから受け取らないなんて何か意味があるようにしか思えませんでした
ケーキ作りの人になりたい!
能登の雄大な山と海を背景に大きな夢が膨らんでいます
「ケーキっちゅうのは心なんね!」
「ケーキのちからなんね」
金沢弁は少し上品ですが、能登弁はなんて味があって優しい言葉なんだろうって思いました